【シン覆面座談会】香川照之こと市川中車 今後は歌舞伎中心の活動になっていくのか――

[ 2022年11月5日 12:56 ]

香川照之
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 事情通が話題のニュースを掘り下げる「シン覆面座談会」。10月31日に華々しく襲名披露を行った十三代目市川團十郎白猿(44)。その一方でクラブホステスへの性加害疑惑が報じられ、事実上の活動休止状態だった香川照之こと市川中車(56)が騒動後初めて姿を見せた。舞台復帰も決まり、今後は歌舞伎中心の活動になっていくのか――。

 リポーター 團十郎の襲名特別公演で行われた手打式。104人の歌舞伎俳優らが列席する中、そこに香川の姿があった。

 ワイドショーデスク 8月の報道後、姿を見せるのは、司会を務めていたTBS「THE TIME,」の生謝罪以来。一番上手側の最後列に座っていた。ずいぶんと痩せた印象で、表情も硬かった。終始、下を向きながら目立たないようにしていたよ。

 週刊誌記者 同時に12月の襲名興行で舞台復帰することも決まった。「鞘當(さやあて)」に同じ澤瀉(おもだか)屋の市川猿之助と交互出演するとのこと。

 スポニチ本紙デスク 香川とつながりの深い團十郎の思いもあって実現した舞台復帰。従弟にあたる猿之助も後押ししていたようだ。松竹の迫本淳一社長も「これから精進して、一歩ずつお客さんの期待に応えて欲しい」と語っており、事実上歌舞伎界への復帰が“解禁”された形だ。

 リポーター 当面は歌舞伎が活動の中心になるのかな?

 ワイドデスク 襲名披露は歌舞伎座での興行が終わったら、その後は2年間かけて地方を巡業する。スケジュールや配役などは未発表だけれど、ドラマやレギュラー番組がなく、時間に余裕もあるだけにそこに帯同していく可能性が高い。

 週刊誌記者 普段より羽を伸ばすことができる地方巡業を楽しみにする歌舞伎俳優は多い。本来ならグルメやお酒を楽しみたいところだけれど、報道があった以上はおとなしくせざるを得ないね。

 本紙デスク 実は大注目の公演への出演も既定路線と言われている。2024年2、3月に上演されるスーパー歌舞伎2。その第4弾となる「鬼滅の刃」だ。猿之助に加えて息子の市川團子も出演する。今後の世間の反応次第な所もあるけれど、何らかの役で出演するのはほぼ間違いない。

 ワイドデスク ドラマ界ではいまだに“香川待望論”が根強い。

 リポーター まずは2024年までは舞台で結果を出すことが求められる。映像復帰はその後の話になりそうだね。

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2022年11月5日のニュース