赤井英和 双子の娘を亡くしていたことを告白 「元気出して自分を奮い立たせながら」妻を励ました過去

[ 2022年10月25日 16:21 ]

赤井英和
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 「浪速のロッキー」と呼ばれた元プロボクサーで俳優の赤井英和(63)と、妻でマネジャーの佳子さんが25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。双子の娘を亡くしていたことを明かした。

 2人は1993年に結婚し、来年で30年となる。3人の子供のうち、一番上の娘・つかささんについて赤井は「勤めてます」とし、2017年にはミス・ユニバース・ジャパン東京大会で「審査員特別賞もらって」とも語った。また長男・赤井英五郎については「プロボクサーで映画監督やってるんです」と説明。次男の赤井英佳について佳子さんは「ハリウッドで俳優で、今舞台に出たりしています」とした。

 司会の黒柳徹子が「ただ、ちょっと悲しい出来事は、なんか双子のお嬢さんをお二人ともお亡くしになってるんですって。それは悲しかったでしょうね」と話すと、赤井は「妹は生まれて3日、お姉ちゃんは7カ月ずっと病院で危篤って毎日言われて、7カ月後に病院のベッドで亡くなりまして。もう、毎回仕事行って帰って来たら佳子ちゃんが寝てますよね、顔見たらなんもしゃべらずに涙流しました。2人で」と回顧した。

 黒柳が「早産だったんですって」と続けると、赤井は「早産でありながら双子であったと。だから上の子が1400(グラム)、下が1100ぐらいでちっちゃいちっちゃい子で…」と明かした。

 黒柳が「でもつらいですよね。そりゃ。でも奥様はご主人の前向きな態度に救われたんですって」と話を振ると、佳子さんは「本当です。本来なら子供の状況をかわいそうと思わなければいけなかったんですけど、その時はもう自分がかわいそうで。なんで自分にこんなことが起きたんだろう。そんなに自分以外のつらいことを経験したことがなかったので。どうしてこんなことになっちゃったんだろうって思っていました、自分が悲しかった。で、その時ふと(赤井が)仕事場に行って帰って来て、一生懸命慰めてくれるんですけど、“そうか、私達夫婦で、相手も同じ親で悲しい思いしてるんだ”って、ある時気が付いて。凄いなと思って」と振り返った。

 赤井は当時について「こんな時やからこそ元気を出さなあかんという気持ちも。佳子ちゃんは凄く落ち込んでグーッとなってましたんで、俺もそうなったらずっと立ち直れないと思ったから、ちょっと元気出して自分を奮い立たせながらいてました」と思いを明かした。

 佳子さんは黒柳から「いい旦那様ですよね」と振られると、「本当に。本当に前向きで本当に偉かったと思いますよね」としみじみと語った。

 赤井は今も毎日仏壇に手を合わせているとし、「朝起きて、仏壇、私の部屋にあるんですけども、2人の戒名書いたやつがあって、手を合わして、(佳子さんと)2人でちゃんと」と語った。

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2022年10月25日のニュース