鳥谷敬氏、阪神の「大山一塁&佐藤輝三塁」固定に大賛成「外野と内野でボールの投げ方も違う」

[ 2022年10月25日 14:04 ]

鳥谷敬氏
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 元阪神で現パナソニック野球部コーチの鳥谷敬氏(41)が25日、読売テレビ「朝生ワイドす・またん!」(月~金曜、前5・08)に出演。阪神の岡田彰布新監督が目指す野球について語った。

 現役時代に岡田監督の下でプレーした鳥谷氏は「(岡田監督は)守りをかなり重視しますし、センターラインはある程度固定されるんじゃないかと思います」と予想する。守りを重視する理由について、「一流のバッターでも3割しか打てないですし、7割は失敗するんですけど、守備は確率が高い」と説明。さらに「二遊間でダブルプレーをしっかり取るとか、ピッチャーも後ろからいいピッチャーを使っていくという形、JFKを作ったのも岡田さんなので、守りは気にしていると思います」と続けた。

 阪神は18年から5年連続でエラーがリーグ最多。鳥谷氏は送球のエラーが多いことに着目し、「取る位置というか、取り方ですよね。エラーが一番多いのは、自分が思ったよりもランナーが進んでいる時で、そういう時は焦って投げてしまうので、しっかり取ることも大事になってくる。取り方で送球のエラーも減らせると思います。エラーで負ける試合もあるので、改善すればかなりチーム力は上がると思います」と予想した。

 また、岡田監督が大山をファースト、佐藤輝をサードに固定するプランを示していることにも賛同し、「外野と内野でボールの投げ方も違いますし、レフトとファーストでは見え方も全く違う」と指摘。さらに試合前の練習に言及し、「練習も1つのポジションでいい。例えば30球練習できるとしたら、2つのポジションだと15球ずつしかできない。年間100試合なら、1500球しか練習できないのか、3000球も練習できるのか、全然違うじゃないですか」と語った。

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