休養中の横田栄司 小栗旬主演舞台「ジョン王」も降板 代役は吉原光夫&吉田鋼太郎

[ 2022年10月25日 14:13 ]

横田栄司
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 心身の不調により休養中の俳優・横田栄司(51)が12月から出演予定だった舞台「ジョン王」を降板することが25日、公式サイトで発表された。東京公演は俳優の吉原光夫(44)、埼玉・愛知・大阪公演は演出も務める俳優の吉田鋼太郎(63)が横田が代役を務める。主演は俳優の小栗旬(38)。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の後、初作品。イングランド王ジョンの下に現れ、先王リチャード1世の私生児だと名乗る口の達者な男フィリップ・ザ・バスタード役を演じる。

 横田の所属・文学座は9月8日、10~11月に出演予定だった舞台「欲望という名の電車」(10月29日~11月6日、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)の降板を発表。休養に入った。微熱と極度の倦怠感のため病院を受診したところ、肝機能障害と慢性疲労症候群の診断。また、メンタルヘルスでも不調の診断を受けた。

 タイトルの“13人衆”の1人、和田義盛役を好演中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は、既に自身の撮影を終えている。

 演出の吉田鋼太郎は「この度、ジョン王役で出演する予定でした横田栄司さんが心身の不調により出演できなくなってしまいました。私たちとしては非常に残念ですが、その代役として、吉原光夫さんにご出演いただきます。お忙しい方であるにもかかわらず、スケジュールを割いてくださり、これ以上ないと思えるキャスティングだと喜んでおります。横田さんの降板は無念ですが、吉原さんはきっと素晴らしいジョン王となるに違いないと確信しています。皆さんもどうぞ楽しみにしていてください」とコメント。

 「2020年にコロナ禍で中止を余儀なくされたこのジョン王ですが、2年半の時を経てようやく上演できることとなりました。重ね重ね、横田栄司さんの降板は本当に残念ですが、小栗旬さんはじめ出演者・スタッフ一同、いよいよ本作を上演できると張り切り、素晴らしい作品にしたいと意気込んでいます。どうか皆様が楽しみに劇場に足を運んでいただけますよう、願っております」とした。

 東京公演で吉田が演じるフランス王役には、新たに櫻井章喜が起用された。

 <東京公演>
 2022年12月26日(月)~2023年1月22日(日)Bunkamuraシアターコクーン

 <愛知公演>
 2023年1月26日(木)~29日(日)御園座

 <大阪公演>
 2023年2月3日(金)~12日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

 <埼玉公演>
 2023年2月17日(金)~24日(金)埼玉会館大ホール

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2022年10月25日のニュース