フジ月9第1話の舞台・北海道美瑛町コメント 「フジ側と意見交換した」「取り組みに協力する」

[ 2022年10月25日 14:07 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 北海道美瑛町は25日、公式ホームページで、第1話が舞台となったフジテレビの月9ドラマ「PICU」について見解を発表した。

 「美瑛町を作中舞台の一部として撮影、実名で放送していただきました」とし「フィクションと実際の医療環境の間に差があったことから、ご来町されたフジテレビスタッフの皆さまと話し合いをさせていただきました」と報告。「美瑛町の医療の取組やドラマの趣旨など幅広い観点から意見交換した結果、美瑛町の医療インフラに関して、ご理解をいただいていることを双方で確認いたしました」とした。また「今回のドラマは小児専門集中治療室の開設という社会的課題と、美瑛町を含む北海道の地方都市の応援をテーマに描かれております。ドラマを通じて地域活性化を進めることは有意義であり、美瑛町としまして今後とも地域のイメージが明確になり地域の魅力が発信される取り組みにご協力、応援させていただきます」とつづった。

 フジテレビも同日、「PICU」の公式ホームページを更新し「北海道美瑛町で体調を崩した少女が、病院に向かっている最中に症状が悪化、搬送を繰り返した末に亡くなるというストーリーを描いたところ、視聴者が美瑛町の医療体制を誤解する可能性があるなどとご意見がありました。美瑛町の皆さまのお気持ちを害する結果となりましたことを真摯(しんし)に受け止めております」としている。

 10日の初回放送後「美瑛町がフジテレビに抗議」との報道が一部であった。

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2022年10月25日のニュース