「ドラゴン桜」バド選手役・平手友梨奈“股抜きショット”披露!ネット興奮&絶賛の声 2カ月特訓の成果

[ 2021年5月2日 22:09 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」第2話。バドミントンの大学推薦をかけた大事な大会に臨んだ岩崎楓(平手友梨奈)(C)TBS
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 俳優の阿部寛(56)が主演を務めるTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)は2日、15分拡大で第2話が放送され、元欅坂46で女優の平手友梨奈(19)が2カ月の特訓を積んで挑んだバドミントンシーンがSNS上で反響を呼んだ。2016年リオデジャネイロ五輪バドミントン混合ダブルスで日本人初のベスト8入りを果たした栗原文音さん(31=日本ユニシス)が指導。栗原さんも平手の運動神経はもちろん「向上心の塊」と、その姿勢を絶賛した。

 <※以下、ネタバレ有>

 2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、新シリーズは現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開される。

 今作の舞台となるのは、ドラマオリジナルの高校・龍海学園。平手が演じるのは、全国トップレベルのバドミントン選手・岩崎楓(かえで)。清野利恵(吉田美月喜)と女子ダブルス“イワキヨ”ペアを組み、昨年のインターハイ準優勝。一流大学からもスカウトされ、将来の五輪代表候補と期待されるほど。前作にはいなかった部活動に打ち込む生徒。スポーツと勉強の相互関係、部活を頑張ったからこそ得られる受験へのメリットなども描く。

 練習は今年2月下旬にスタート。バドミントンシーンの撮影は4月下旬に終えた。当初、練習は週1日、多くとも週2日の予定だったが、平手が「もっとしたい」と希望。週3日や週4日の時もあった。1回の練習は約2時間、長いと約3時間に延びた。

 平手の運動神経は、共演者も絶賛。栗原さんも「単純に運動神経がいいのとバドミントンの動きは別もので、なかなか簡単にはできないんですが、平手さんはダンスをされてきたこともあって、私が例えば『後ろに下がって打つ時は、肩甲骨に力が入る。肩の動きは中でこうなっている』というように、体のメカニズムも伝えると、のみ込みが早く、できるようになるんです。体の使い方が上手なんだと思います。それに、その日はできなくても、次の練習の時には確実に上達して、プレー姿が様になっているんです。平手さんは『そんなにしていないです』とおっしゃっていましたが、相当、自主練習をしないと、あれだけ短期間でレベルアップはできません。練習が終わっても、すぐに動画を見返して、動画を確認しながら帰られていました。お仕事の合間に、一体どれだけ努力されていたのか。取り組み方が本当に凄いと思いました」と舌を巻いた。

 チーフ演出の福澤克雄監督(57)が男子選手の迫力あるショットをイメージ。平手は「男子選手はだいたいできますが、女子選手はなかなかできない。私もできません」(栗原さん)という両足で跳んで滞空時間の長い“ジャンプスマッシュ”に挑むことになった。

 「この短期間じゃ到底、無理なんですが、平手さんは『チャレンジしたい』と向上心の塊。どこまでも追求する姿勢に、私も学ばせていただきました。両足跳びのジャンプスマッシュは、タイミングが本当に難しいんです。平手さんは私より全然ジャンプ力があって、跳びすぎてケガをするんじゃないかというぐらいでした」。この日は練習のシーンで、シャトルを打つ直前までの華麗なフォームが披露された。

 青南大学推薦をかけた大事な大会「関東高等学校バドミントン大会千葉県予選」の試合のシーンになると、平手は股抜きショットからのバックハンドスマッシュも披露。インターネット上には「てち(平手)のジャンプスマッシュには惚れ惚れする」「股抜きキタ!格好えええ!」「股抜きショットからのハイバックとかイケメンかよ!」「超絶プレー見られ感動」「元バド部やけど、こんなに動けません」などと興奮と絶賛の声が相次いだ。

 放送終了後の午後10時35分にはハッシュタグ「#ドラゴン桜」が2週連続のツイッター世界トレンド1位に輝いた。

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2021年5月2日のニュース