橋下徹氏 コロナ対策で学校制度改革とともに「入試の機会も複数回」萩生田文科相に生提言

[ 2020年5月10日 15:44 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が10日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)にリモート出演し、スタジオの萩生田光一文部科学相と新型コロナウイルスの学校対策について討論した。

 橋下氏は「感染のリスクも地域ごとに違う」として、高校、大学などの入試について「年間複数回」を提案。感染症対策の観点からも「受験機会を1回こっきりということにすると、結局みんなそのスケジュールに合わせて行ってしまいます。受験スケジュールも年に複数回、入試の機会も複数回、各地域が柔軟に対応できる環境を設定してコロナ対応を出来るような教育システムにしていかないと」と持論を述べた。

 萩生田文科相は「それは一つの選択肢として、あっていいと思います。ここで大きく(教育)制度が変わるとすれば、特に浪人生のみなさんたちは、さらにその時間を費やさないとなりませんので。チャンスが2回あるというのも一つのいい方法」と回答。ただ「受け皿となる大学側、試験を行っている共通テスト、二つの問題をつくらないとならないということもありますから私が直ちに、と言う訳にはいかない」と付け加えた。

続きを表示

2020年5月10日のニュース