沢尻エリカ容疑者、「別に」発言から12年…話題作で存在感、念願大河出演に「集大成見せたい」と涙も

[ 2019年11月16日 17:12 ]

沢尻エリカ容疑者
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 女優沢尻エリカ(33)が合成麻薬を所持したとして麻薬取締法違反の疑いで警視庁組織犯罪対策部に逮捕されたことが16日、分かった。

 高飛車のイメージから「エリカ様」と呼ばれ、07年9月に行われた主演映画「クローズドノート」の舞台あいさつでは、インタビュアーの質問にも「別に」「特にありません」と答えるなど、終始不機嫌な態度をとり、世間やマスコミから大バッシングを浴びた。

 ハイパー・メディアクリエーター・高城剛氏との離婚などもあり“お騒がせ女優”のレッテルも張られた沢尻。09年9月30日付で前事務所との専属契約が解消され、芸能活動を翌年春まで休止。12年に主演映画「ヘルタースケルター」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し完全復帰すると、その後もドラマ、映画で存在感を示してきた。

 今年に入ってからは、映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」では太宰の愛人・太田静子を、ドラマ「白い巨塔」ではヒロイン役の花森ケイ子を演じるなど、注目作で重要な役を演じてきた。

 来年1月スタートのNHK大河「麒麟がくる」では斎藤道三の娘で後に織田信長の妻となる帰蝶(濃姫)役で大河初出演も決まっていた。沢尻は同作の出演者発表会見で「12歳で芸能界に入って、多くのことを経験させていただいて、たくさん失敗もして、挫折もして、ここまでやって来ることができました」と目を潤ませ、「自分が持っているもの全てをこの作品にささげたい。沢尻エリカの集大成をここで見せたい」と力強く語っていた。

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