【来週のスカーレット】第8週 深野の下で修業中の喜美子 初めて火鉢のデザインを許されるが

[ 2019年11月16日 13:00 ]

連続テレビ小説「スカーレット」第8週は「心ゆれる夏」。21歳になった川原喜美子(戸田恵梨香)(C)NHK
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 女優の戸田恵梨香(31)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」は11月18日から第8週に入る。

 朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(55)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。来年3月28日まで全150回。

 主題歌は「愛をこめて花束を」「タマシイレボリューション」などで知られる越智志帆(35)のソロユニット「Superfly」のオリジナル曲「フレア」。Superflyが朝ドラの主題歌を制作し、歌うのは初。語りはNHKの中條誠子アナウンサー(46)。ドラマの語りを務めるのは初となった。

 第8週(11月18~23日)は「心ゆれる夏」

 喜美子(戸田)が深野心仙(イッセー尾形)のもとで火鉢の絵付けを学んで3年がすぎた。修業を積み、まだ下っ端ではあるが、一部は任されるようになっている。喜美子は初めて絵付け火鉢のデザインを許され、懸命に考えるが、採用の可能性は低い。役場で働いている信作(林遣都)は、年に一度の火まつりの準備に忙しくしている。そして照子(大島優子)は婿の敏春(本田大輔)を迎えていた。陶芸だけでなく芸術にも詳しく、頭が切れる敏春は、丸熊陶業の改革を考えている。新設した商品開発室に美術大学を出た青年・十代田八郎(松下洸平)がやってくる。喜美子はふとしたきっかけで八郎と知り合い、破れたシャツを繕ってあげることに。一方、直子(桜庭ななみ)がついに東京で働くことになり常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)は心配する。百合子(福田麻由子)も中学生になっている。そんな折、喜美子のデザインが敏春によって採用される。しかも丸熊陶業のマスコットガール・ミッコーとして地元紙の取材を受けることになる。記事では、師の深野には全く触れず、喜美子が若い女性の絵付け師であることばかりが注目される。そのことになぜか八郎が怒り、喜美子は当惑する。

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