平均年齢11・2歳Foorin「パプリカ」最年少レコ大あるぞ!優秀作品賞ノミネート

[ 2019年11月16日 05:30 ]

史上最年少でノミネートされたFoorin(左から)ひゅうが、たける、りりこ、もえの、ちせ
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 第61回日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)の各賞が15日、発表された。10作の優秀作品賞から大賞が、4組の新人賞から最優秀新人賞が12月30日に決まる。

 大賞候補の優秀作品賞には小中学生5人組ユニット「Foorin(フーリン)」の「パプリカ」がノミネートされた。ひゅうが(13)、もえの(11)、たける(13)、りりこ(10)、ちせ(9)の平均年齢11・2歳で、同賞の史上最年少受賞者となった。1997年に「SPEED」の島袋寛子(35)が13歳で受賞しているが、ちせら3人の小学生受賞は初だ。

 米津玄師(28)の作詞、作曲、プロデュース作品で、子供への流行から人気に火が付いた。大賞に決まればもちろん最年少の快挙。過去には88年に光GENJIの佐藤アツヒロ(46)が15歳で、2012年にAKB48の岩田華怜(21)が14歳で大賞を受賞している。

 3連覇の懸かる乃木坂46は「Sing Out!」で候補入り。3年連続の欅坂46、初選出された日向坂46と「坂道グループ」が3組そろった。さらにAKB48も入り、秋元康氏(61)がプロデュースする楽曲が4作選ばれた。同一プロデューサーの作品が4曲を占めるのは史上初めて。これまでは96年の小室哲哉氏(60)の3作が最多だった。

 授賞式の模様は、12月30日午後5時半から10時までTBSで生放送。大賞は番組のフィナーレで発表される。小中学生のFoorinは午後9時までしか出演できないため、仮に大賞を受賞した場合もステージに上がることはできない。エンディングに受賞曲を歌うのが恒例だが、異例の“受賞者不在”のステージとなる可能性もある。

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2019年11月16日のニュース