「日本中に勇気を与えた」ラグビー日本代表の活躍を称えチームに菊池寛賞

[ 2019年10月22日 05:30 ]

<日本・南アフリカ>試合後、スタンドにあいさつする日本代表フィフティーン(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 日本文学振興会は21日、優れた文化活動に贈る「第67回菊池寛賞」に、ラグビー日本代表チームを決定したと発表した。授賞理由は、ワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本代表の活躍を称え、「さまざまな国から来た選手たちが“ONE TEAM”となり強豪国を破る姿は、日本中に勇気を与えた」としている。今年の同賞は18日、作家の浅田次郎さんらに決まったと発表されており、今回は追加で発表された。

 「最も清新かつ創造的な業績」を挙げた人物・団体に年1回贈られる同賞は、フィギュアスケートの浅田真央さん(29)やメジャーリーグで活躍したイチロー氏(46)など過去にもスポーツ選手が多く受賞している。

 ▽菊池寛賞 さまざまな文化活動で業績を残した個人や団体を表彰。もともとは、文芸春秋社の創業者で作家菊池寛の提唱で1938年(昭13)に文芸賞として制定された。53年から現在の形に。正賞として置き時計、副賞として100万円が贈られる。

続きを表示

2019年10月22日のニュース