セクゾ佐藤&キンプリ高橋 雨の中、高校生300人集結して反「ブラック校則」

[ 2019年10月22日 14:02 ]

「“立ち上がれ今だ、早く!”『ブラック校則』自由はそこにある!<高校生限定>緊急集会」に参加したSexy Zoneの佐藤勝利(左)とKing&Princeの高橋海人
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 Sexy Zoneの佐藤勝利(22)とKing&Princeの高橋海人(20)が共演する映画「ブラック校則」(11月1日公開、監督菅原伸太郎)のイベントが22日、東京・渋谷の繁華街にあるビル屋上で行われた。

 「“立ち上がれ今だ、早く!”『ブラック校則』自由はそこにある!<高校生限定>緊急集会」と題して、現役高校生300人が集合。「黒髪以外は禁止」「下着は白だけ」「缶ジュースは持ち込み禁止」など納得できない校則に対して、黙っていられない思いをプラカードに書いて主張した。

 佐藤は「僕、悩み相談、めちゃくちゃ得意なので、バシバシ頼って欲しいなと思います」と呼びかけ、高橋は「僕もね、高校生の時は結構悩める子羊的存在だったので、みなさんと一緒ですので。今日は全力で悩みを聞いていきたいと思います」とあいさつ。降雨の中、傘をささずにポンチョ姿で、不条理なルールに対して「嫌だ~ッ!」と叫ぶ生徒たちに何度もうなずいた。

 それぞれ高校時代に疑問を感じた校則も紹介。佐藤は「芸能学校だったんですけど、恋愛禁止だったりとか…あと、登下校。駅から学校まで数十分あるんですけど、ルートを男女で分けなきゃいけないとか。学年で分けていたんですよ、ルートを。先輩と楽しく登下校したかったな」と振り返った。

 高橋は「都内の学校だったんですけど、学校終わりに寄り道禁止。これ、結構しんどくない?給食が終わって(もまだ)5、6時間目とかあるじゃないですか。で、おなかはすくじゃないですか」と説明。「学校の帰り道とか、めっちゃサツマイモとか(売っている店が)あるんですよ。焼き芋。屋台とかがあって、においとかの誘惑に『勝てる』『勝てない』って、ずっとオドオドしながら帰っていて。それは結構しんどかったな」と頭をかいた。

 「『髪の毛の色は黒に限る』、そんな校則は嫌だ!だって、茶髪の女の子が好きだから!!」と訴える2年男子に、佐藤と高橋は「分かる」「シンプル」と共感。映画のストーリーと重なる意見に納得しながら、「自由はそこにある!」「立ち上がれ今だ、早く!早く!早く!」と声援を送り背中を押した。

 映画について佐藤は、「みなさんにはドンピシャに刺さると思います。凄く余白がある映画だと思うので、じっくり感じとって欲しなと思いますし、大人も楽しめる映画。先生とかも連れて行って、『こういう映画があるんだよ』とか、『私たち今、こういうことをやりたいんだよ』『私たちがこういう風に変えたいんだ』という思いを映画とともに乗せていって欲しいな」とアピール。

 高橋は、「いろんなメッセージがあると思うんですけど、変に影響されないように。『ブラック校則』を見て次の日、髪の毛を金髪に染めたりとか、スカートも短くしちゃったりしたら男子に影響ありありですし、先生に怒られるので。そこはやめてください」と、まず注意を喚起。その上で、「やりたいことをやらずに黙っているより、ちゃんとやろうとか、勇気を持てるとか、そういうメッセージがたくさんあるので。この映画を見て、みなさんがもっと人生に彩りのある学校生活を送れるように願っております」と語りかけた。

 「ブラック校則」は今月14日から日本テレビでスタートしたドラマ(月曜深夜0・59)の劇場版。「ブラックな校則」に縛られて不登校気味の女子生徒を救うため、学校側と戦う高校生を描く。主人公・創楽(そら)を演じる佐藤は、映画の単独主演は初めて。親友・中弥(ちゅうや)役の高橋は映画自体が初出演となる。

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