小嶺被告弁護人が麻取告発 田口、小嶺両被告に地裁猶予判決

[ 2019年10月22日 05:30 ]

田口淳之介(左)と小嶺麗奈両被告
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 大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元「KAT―TUN」の田口淳之介被告(33)と、内縁の妻で元女優小嶺麗奈被告(39)に対し、東京地裁は21日、それぞれ懲役6月、執行猶予2年(求刑はいずれも懲役6月)の有罪判決を言い渡した。

 田口被告は黒のスーツ、小嶺被告は縦じまのブラウスと深緑のズボンと、いずれも7月11日の初公判と同じ服装で入廷した。判決の際は証言台の前に並び表情を変えずに聞き入った。田口被告は「私自身の環境も変わった。前に進んでいきたい」、小嶺被告は「前進していければ」と話した。

 当初、判決は7月30日の予定だったが、検察側の請求で延期され約3カ月遅れとなった。検察側は公判で、関東信越厚生局麻薬取締部が両被告宅を捜索差し押さえした際に撮影した動画がマスコミに流出したことから、手続きや押収物の証拠能力を再検討したことが理由だったとした。

 小嶺被告の弁護人は閉廷後、映像を提供したのはプライバシーの侵害に当たり、国家公務員法の守秘義務に違反するとして、同部担当課長らに対する告発状を東京地検に提出した。

 異例の判決延期を招いた捜査映像の漏えいについて、元東京地検特捜部の若狭勝弁護士は「マスコミに漏れたということは、捜査過程の一部始終が世に出る可能性がある。仮に捜査に不当なところがあったり、大麻を所持していたという罪状がでっち上げだったりした場合、白日の下になる。そうした問題がないか検証したのだろう」と指摘。

 「何も問題なければ1週間で済む話。3カ月は長すぎる。実際に何かやましいことがあると思われても仕方ない」と苦言を呈した。

 本紙の取材によると映像はテレビ制作会社に渡り、実際には放送されていないが、手錠をかけられる場面も写っているという。若狭氏は「プライバシーの侵害以外にも、判決延期に伴って執行猶予の満了も3カ月遅れ、大きな社会的損失を被っている。被告側は国家賠償請求を求める可能性もある」とした。

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