宝塚月組公演「I AM FROM AUSTRIA」発表 珠城りょう「とても身の引き締まる思い」

[ 2019年8月20日 16:01 ]

珠城りょう(右)と美園さくら
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 宝塚歌劇月組公演「I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-」(潤色・演出/齋藤吉正)の制作発表が20日、都内で行われた。

 本作は、日本でも大ヒットとなった「エリザベート」「モーツァルト!」を生み出したウィーン劇場協会が2017年に制作、現地でロングランヒットとなった。日本・オーストリア友好150周年を記念し、宝塚歌劇が日本で初演する。

 オーストリアのシンガーソングライター、ラインハルト・フェンドリッヒのナンバーに乗せた、「故郷」や「家族」をテーマにしたコメディー。劇中歌を披露したトップコンビの珠城(たまき)りょう、美園(みその)さくらは「この作品ができることは光栄」と感激の様子。

 珠城は「とても身の引き締まる思い。月組としてはエリザベートも上演した。今作はエリザベートとは世界観、雰囲気、楽曲が180度毛色の違う作品となっている。また自分が演じるジョージという役はホテルの御曹司だがごく普通の青年。彼の大きなテーマは両親からの成長、独立。日本で上演しても共感できる作品になると思うので、大人だけでもなく若い世代にも見てもらいたい」と意気込みを語った。

 2人は作品の舞台ウィーンを訪れ、公演を観劇したという。美園は「華やかでスタイリッシュなパフォーマンスに圧倒された。その感動を余すことなく日本の皆様にお届けできるように頑張りたい」と話した。

 公演は10月4日から11月11日まで兵庫・宝塚大劇場、11月29日から12月28日まで東京宝塚劇場で行われる。                                                                                      

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