ランちゃん 41年ぶりキャンディーズ解散公演の地で歌った!

[ 2019年6月12日 05:30 ]

41年ぶりに歌手活動を再開し熱唱する伊藤蘭 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 ランちゃんが41年ぶりに歌った!女優の伊藤蘭(64)が11日、初のソロコンサートを東京ドームシティホールで開催。1978年4月に後楽園球場で行われたキャンディーズの解散公演以来、41年ぶりに観客を前に歌声を響かせた。「春一番」などのヒット曲を当時の振り付けを交えて披露し、2500人のファンを魅了した。

 ランちゃんが思い出の地に帰ってきた。後楽園球場の跡地に立つ東京ドームシティホール。

 「春一番」から始まったキャンディーズメドレー4曲にファンが次々と立ち上がり始めた。ラストの「年下の男の子」で、♪あいつはあいつは可愛い――と指をさす振り付けで歌うと、会場の興奮はピークに達した。

 「41年ぶりという長い年月を経て再び歌うことに勇気が必要でしたが、こうして直接皆さんの顔を見て凄く幸せに感じています。歌うことを選んで良かった」。アンコールで登場した時、緊張から解き放たれた穏やかな笑みが広がった。

 先月発売のソロデビューアルバム「My Bouquet」と同時に企画したコンサート。自宅で練習を重ねた伊藤に長女の女優趣里(28)は「頑張って」、夫の俳優水谷豊(66)も「(公演を見に)行くね」と激励して送り出した。

 ステージでは音楽活動の再スタートを印象づける純白のドレス姿。キャンディーズで1番人気といわれたスーパーアイドルの帰還に、客席からは「お帰りなさい」の大歓声。5パターンの衣装とともに、アイドル時代をほうふつさせる引き締まったスタイルでも魅せ、野太い「ランちゃ~ん」の掛け声を一身に浴びて輝きを放った。

 キャンディーズの再結成がかなわないからこその重圧もあった。スーちゃんこと田中好子さんは11年に55歳で死去。ミキちゃんこと藤村美樹さん(63)は83年に実業家と結婚し、芸能界を引退した。「キャンディーズの歌を1人で歌うのは寂しい。両隣にいてほしい」。ステージではコーラス2人と声を重ね、TRFのETSU(54)らダンサー4人と振り付けを合わせた。公演前には藤村さんが見に来ることも明かしていた。

 12日も同所で、14日には大阪公演を開く。今後も音楽活動を続ける意向で「新しい歌も古い歌も大切に歌い続けていきます。キャンディーズの振り付けも次のチャンスがあればブラッシュアップしたい」と力強く誓った。

 ▽キャンディーズ 活動期間わずか6年の伝説的アイドル。72年にスクールメイツの一員としてNHK「歌謡グランドショー」のマスコットガールに選ばれ「キャンディーズ」と命名。ラン、スー、ミキの3人組で73年に「あなたに夢中」で歌手デビューした。75年の「年下の男の子」で人気が爆発。その後「春一番」「やさしい悪魔」などヒットを連発した。「8時だヨ!全員集合」の出演などコントもこなすマルチぶりも人気だった。ファン集団「全キャン連」はアイドルの親衛隊の先駆け。77年7月に解散を発表。伊藤が発した「普通の女の子に戻りたい!」は流行語に。

 ▽キャンディーズの解散公演 78年4月4日に後楽園球場で「ファイナルカーニバル」として開催。当時では異例の5万5000人が来場した。午後5時17分に開演し同9時17分までの4時間、52曲の熱演。序盤は洋楽のカバー曲、中盤からは持ち歌を披露。ラストソングの「つばさ」を歌った3人は、声を合わせて「本当に私たちは、幸せでした!」の名ぜりふとともに去った。嗚咽(おえつ)を漏らす3人をファンはキャンディーズコールで見守った。3日後の4月7日にTBSで録画放送され、平均視聴率32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「連続テレビ小説「なつぞら」」特集記事

2019年6月12日のニュース