天童よしみ“ショッピングモールのおかん”に 初ラブソング「大阪恋時雨」

[ 2019年6月12日 05:30 ]

新曲「大阪恋時雨」の公開レコーディングを行った天童よしみ(左)と、同曲をつくった半崎美子
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 歌手の天童よしみ(64)が11日、都内で新曲「大阪恋時雨」(19日発売)の公開レコーディングを行った。「ショッピングモールの歌姫」と呼ばれるシンガー・ソングライターの半崎美子(38)が作った、大阪弁のソウルバラードだ。

 ♪あんたがそばにおるだけで なんで泣けるんやろう――。デビュー50年目で初めて歌うラブソング。人を元気づける曲を数多く歌ってきた天童は「この曲で泣き笑いしてほしいですね」と新境地に気持ちも新鮮だ。

 半崎がインディーズ時代の15年、大阪へ公演に行った際に作った曲。制作時から「天童さんに歌ってほしい」と頭の片隅で思っていた。それをかなえたのは、笑福亭鶴瓶(67)。昨年12月に生歌を聴いた鶴瓶が天童に「これは天童さんに歌ってほしい」と電話し、天童も曲を聴いてホレ込んだ。半崎は「鶴瓶さんが夢をかなえてくださった」と感謝した。

 半崎の曲を歌うことから、今月下旬から埼玉、大阪、名古屋のモールでキャンペーンを行う。天童は「“ショッピングモールのおかん”として頑張りたい」と力を込めた。新人歌手が行うことが多いショッピングモールでの無料ライブを紅白23回出場歌手が行うのは異例。それだけ今作への意気込みも強く「恋愛してきた老若男女、みんな共感できる歌」と自信を見せた。

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2019年6月12日のニュース