坂上忍 中高年の“ひきこもり”問題は「親がどれだけ寄り添えるかが大事」「他人事じゃない」 

[ 2019年6月3日 15:01 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(52)が3日放送のフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に生出演し、深刻化する社会問題「ひきこもり」について独自の見解を示した。

 内閣府は今年3月に、40~64歳の「ひきこもり」の数が推計61万以上に達していると発表。番組ではこのテーマを取り上げ、さらに、80代の親が引きこもり傾向のある50代の子の面倒をみる「8050問題」についても議論が交わされた。坂上は「本来、家の中でやっとかなきゃいけないしつけとか教育が、よそまかせになっちゃってる部分ってあると思う」とし「最終的には、子供の頃に親がどれだけ寄り添えるかが大事になってくると思う」と持論を語った。

 パネラー陣からは「“引きこもること自体ひとつの生き方”ということを、周囲や家族が認めてあげることも大事」との意見も。これには「結局、不安を取り除くっていう言い方になるのか、わがままを飲み込むっていう言い方になるのか…」と首をかしげつつ「ただ“信頼関係を得る入り口の作業”って言われたら、なるほどなっていう気はする」と坂上。「他人事じゃないですね。いつ自分の身にふりかかってくるか分からない。僕らも、もうちょっと勉強しなきゃだめだ」と締めくくった。

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2019年6月3日のニュース