二階堂ふみ、来春「エール」ヒロインで朝ドラ初出演「ウソなんじゃないかと」「落とし穴とかあったら…」

[ 2019年6月3日 17:20 ]

NHK連続テレビ小説「エール」ヒロイン発表会見に登壇したヒロインを演じる二階堂ふみ
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 NHKは3日、来年春にスタートする俳優・窪田正孝(30)主演の連続テレビ小説「エール」のヒロインが女優の二階堂ふみ(24)に決まったと東京・渋谷の同局で発表した。二階堂は朝ドラ初出演。2802人が参加したオーディションで選ばれた。全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られる作曲家の古関裕而(こせき・ゆうじ)さんをモデルにした物語で、二階堂は歌手としても活躍した妻の金子(きんこ)さんを演じる。

 主演の窪田はキャスティングで決まったが、二階堂は今年3~4月に行われたオーディションを勝ち抜いた。

 会見に出席した二階堂は「この作品が朝ドラでやるという情報を知った時から、この作品に携われたらいいなと思っていたので、オーディションを受けさせてもらった。(受かったと)昨日聞いて、本当なのかなと思って、ウソなんじゃないかと思って。歩いていて落とし穴とかあったらどうしようかと思っていた」と喜びを表現。

 続けて「ここに立って、この作品に携わることができて、嬉しい気持ちでいっぱいです。窪田さん演じる裕一さんを1年間、支えて、演じていけたら」と意気込んだ。

 朝ドラ通算102作目。脚本はNHK「ハゲタカ」、フジテレビ「医龍」「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」シリーズ、テレビ朝日「アイムホーム」などで知られる林宏司氏が手掛ける。銀行に勤める福島の青年・古山裕一と豊橋に住む女学生・関内音が文通で愛をはぐくみ、電撃結婚。音楽によって強く結ばれ、戦前・戦中・戦後を生き抜き、多くの名曲を生み出した少し気弱な夫と、たくましい妻が織りなす物語を描く。

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2019年6月3日のニュース