前田敦子　ウズベキスタン男性から求婚　主演映画ロケで「おじさまに…」

映画「旅のおわり世界のはじまり」の完成披露舞台あいさつに臨んだ（左から）柄本時生、前田敦子、加瀬亮、黒沢清監督
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　女優の前田敦子（27）が3日夜、スペースFS汐留（東京都港区）で主演映画「旅のおわり世界のはじまり」（黒沢清監督、14日公開）の完成披露舞台あいさつに臨んだ。

　シルクロードを舞台に描き、ウズベキスタンで全編撮影。前田は現地人の男性に求婚されたエピソードを明かした。共演者らと会食中に「トイレに行こうと思って一人で外に出たら、おじさまに何か言われているので」と通訳を呼ぶと、「結婚してください」とせがまれたという。

　同席していた柄本時生（29）は「なんか、からまれているな」と見ていたそうで、求婚場面と伝え聞いた加瀬亮は「ま、いいんじゃないの」と“放置”。前田は「誰も助けてくれなかったので、（映画界って）厳しい世界だなと。明日から（撮影を）頑張ろうと思いましたね」と苦笑しながら振り返った。

　また、「ほかにも日本の女性が来ていたんですけど、たくさん求婚されていましたよ。向こう（ウズベキスタン）では男性は女性に『可愛い』とか『結婚しよう』とか言ってました」と自分だけが求婚されたわけではないことを強調した。

　前田は2018年7月に俳優の勝地涼（32）と結婚し、今年3月に第1子となる長男を出産。映画について、「この1年間で私自身もいろんなことがあったので、思い入れ深い作品になりました」とあいさつした。