横山たかしさん死去　金ピカお坊ちゃまキャラ「ホラ吹き漫才」で人気

15年3月、金ピカ車椅子で舞台復帰した横山たかしさん（左）と相方の横山ひろし
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　金ピカ衣装のお坊ちゃまキャラで人気だった、漫才コンビ「横山たかし・ひろし」の横山たかし（本名・山高孝＝やまたか・たかし）さんが1日午前3時51分、多臓器不全のため大阪市内の病院で死去した。70歳。愛媛県出身。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を開く予定。

　所属事務所によると、たかしさんは4月上旬に体調不良を訴え入院。肝・腎機能が低下し、回復することなく家族にみとられ亡くなった。1968年、同じ愛媛県出身の横山ひろし（72）とコンビを結成。90年代「ホラ吹き漫才」で一世を風靡（ふうび）した。故横山やすしさんに師事し、厳しい指導を受けた。94年には上方漫才大賞を受賞した。

　相方ひろしは「自分たちにしかできない漫才ができて本当に幸せだった。日本一の漫才師であり最高の相方でした」と追悼した。