ユーミン 紅白秘話明かす サザン桑田にキス&腰振りダンスは「手拍子じゃ許されない」

[ 2019年1月11日 16:45 ]

昨年大みそかの紅白歌合戦で松任谷由実と絡み合う桑田佳祐(右)
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 シンガー・ソングライターの松任谷由実(64)が11日、公式サイトでインターネットラジオ「松任谷由実はじめました」(金曜前11・00更新)を配信。昨年大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」の秘話を明かした。“究極の大トリ”を務めた「サザンオールスターズ」との“奇跡の共演”が大反響を呼んだ。

 ユーミンはサザンが「勝手にシンドバッド」歌唱中、ステージに“乱入”。ボーカルの桑田佳祐(62)にキスしたり、腰を振るダンスで濃厚に絡むなど、台本にない展開を繰り広げた。

 ラジオの冒頭、ユーミンは「どうも〜、胸騒ぎの腰つきダンス、松任谷由実です。見た?」とあいさつ。サザンのステージに出る前は「出ていく人が暗がりの(舞台)袖で園児のように列になっていて」。知らないうちにマイクを持たされ、女性ディレクターが「ユーミンさん、真ん中に行ってください!」と「死にそうな声で」指示していたという。

 「振り返ってみれば、サザンの滑り込み出演みたいなのが発表された時(昨年12月12日)、『これ、ひょっとしたら(桑田との)2ショットが欲しいのかもしれない。一番大好物かもしれないなぁ』というのは、頭の片隅をかすめていた」と“奇跡の共演”を予感。舞台袖で待機している時は「(ステージ上のサザンと)ノリを揃えておかないと、と思って、暗がりで既にクネっていたね」と笑って回想した。

 サザンのステージに出ると「流れとして本当に(桑田の)真後ろぐらいになっちゃったから、そこでただ手拍子じゃ許されないなと思って(桑田に)近づいてね。(手拍子だけだと)私の場合、まるで意地悪しているみたい、乗っていないみたい」。サービス精神に火がついた。

 キスについては「このラジオを聴いていて、ライブに来ている人は分かっているかもしれませんが、私、慣れているのよ。バンドに“スーキー”(キス)をかますのは。動いている人に命中させるのは、意外に難しいの。ハエ叩きみたいな感じで、割と音もなく忍び寄って、一瞬、相手がビクってたじろいた0・何秒の時にブチュと行くんですよ」と解説。

 昨年9月にスタートした全国アリーナツアーの中でも“キスパフォーマンス”を披露しているが「もう紅白でやっちゃったら、あそこのパフォーマンス変えないとな。そんなことばっかりやっている人と思われるよね。(紅白が)楽しかったのは確かですけど」と明かした。

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2019年1月11日のニュース