藤井七段 叡王戦2年連続本戦T進出「上を目指してやれたら」

[ 2018年9月18日 05:30 ]

叡王戦七段戦の決勝で千葉幸生七段に勝ち、本戦進出を決めた藤井聡太七段
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)が17日、東京都渋谷区の将棋会館で指された叡王戦段位別予選の七段戦C組で準決勝と決勝に連勝し、2年連続で本戦トーナメントに進出した。

 準決勝では過去2戦2勝の小林裕士七段(41)に敗勢まで追い詰められながら「何とか勝負手が通った」と相手の一瞬の緩手をとがめて逆転勝ち。決勝では、今年度9連勝を収め好調の千葉幸生七段(39)との初対局を制した。「本戦の舞台に立ててうれしい。上を目指してやっていけたら」と1回戦敗退の昨年超えを誓った。

 叡王戦は藤井が現在勝ち残っている中で最も早く行われるタイトル戦。24人で争う本戦を勝ち進み、高見泰地叡王(25)への挑戦権獲得を目指す。

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2018年9月18日のニュース