浅利慶太さんお別れの会 市村正親らが参列

[ 2018年9月18日 13:10 ]

 劇団四季の創設者で「キャッツ」や「ライオンキング」などのミュージカル上演を手掛けた演出家浅利慶太さんのお別れの会が18日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれた。

 会には俳優の市村正親ら関係者が多数参列。祭壇は約1万8千本の花で彩られ、浅利さんの笑顔の写真と四季のシンボルマークである、たて琴が掲げられた。ミュージカル「コーラスライン」の「愛した日々に悔いはない」を献歌し、妻で俳優の野村玲子があいさつ。

 浅利さんは大学在学中の1953年に劇団四季を結成。多くの海外ミュージカル作品の上演に取り組んだ。劇団四季の運営会社「四季」の社長や会長を歴任し、専用劇場でロングラン公演を行うシステムを確立。長野冬季五輪の開閉会式の総合プロデューサーや、「教育再生会議」の有識者メンバーも務めた。晩年は四季を離れ、自身の演出事務所で公演を行っていた。(共同)

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