藤井聡太七段 新人王戦準々決勝で近藤誠也五段と対局

[ 2018年8月31日 12:34 ]

新人王戦準々決勝で近藤誠也五段(左)と対戦する藤井聡太七段
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 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(16)と近藤誠也五段(22)による第49期新人王戦準々決勝が31日、大阪市内の関西将棋会館で午前10時に始まった。

 高校生活初めての夏休みが終わってから最初の対局。上着を羽織らず、ワイシャツ姿で先に対局場入り。振り駒で後手となり、ルーティーン通り、熱いお茶を一口すすってから駒を指した。

 新人王戦は1970年に始まった、若手棋士の登竜門とされる棋戦の一つ。藤井は参加資格のうち「六段以下(今期は参戦決定時には条件を満たしていた)」でないため、これが最後の参戦となる。勝てば「新人王」へのマジックが2となり、決勝(3番勝負)進出を賭けた準決勝で青嶋未来五段(23)と対戦する。

 もう1つのブロックの準決勝は、梶浦宏孝四段(23)と奨励会の出口若武三段(23)で行われる。

 前期、藤井は初参加で準々決勝まで勝ち進んだものの、佐々木大地四段(23)に敗れ、4強入りを逃した。一方の近藤は準決勝で敗れている。

 両者は昨年5月、竜王戦の本戦入りを賭けた6組ランキング戦決勝で一度対戦しており、その時は藤井が勝っている。

 持ち時間は各3時間。午後に終局見込み。

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2018年8月31日のニュース