藤井聡太七段 第49期新人王戦で初の4強入り 準決勝相手は青嶋未来五段

[ 2018年8月31日 17:27 ]

新人王戦準々決勝で近藤誠也五段(手前)を破って4強入りを決めた藤井聡太七段
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 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(16)が31日、大阪市内の関西将棋会館で指された新人王戦の準々決勝で近藤誠也五段(22)を84手で破り、4強入りを決めた。

 同棋戦は若手棋士の登竜門とされ、初参加だった前期は8強で終わっていた。参加資格のうち、「六段以下(今期は参戦決定時には条件を満たしていた)」でないため、今期が“新人王”となる最後のチャンスとなる。

 高校生活初めての夏休みが終わって最初の対局だったが、7月中旬に始まった連勝も8に伸ばすなど好調を持続中。勝てば3番勝負の決勝進出となる、青嶋未来五段(23)との準決勝に向けて「強敵。全力を尽くしたい」と気合を込めた。

 次戦は3日、菅井竜也王位(26)との棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦。敗れれば今年度中にタイトルを獲得する可能性が消滅するため、負けられない戦いとなる。

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