松ちゃん「ドキュメンタル」 海外版制作 ノウハウ提供 オファーが「いろんな所から来るもんやなぁ」

[ 2018年7月27日 06:24 ]

シーズン5で優勝したハリウッドザコシショウ(右)。左はプロデュースした松本人志
Photo By 提供写真

 ダウンタウンの松本人志(54)がプロデュースし、アマゾンプライムビデオで配信中の実験的バラエティー番組「ドキュメンタル」が初めて海外で制作されることになった。番組の構成、演出などをフォーマット化して提供。第1弾としてメキシコで制作される。

 同作は16年にスタートし、全5シーズン。現在、シーズン1が翻訳されて200カ国で配信されて大好評。アマゾン側から「面白すぎるフォーマットなので海外でも制作したい」と申し出があり、実現した。日本のアマゾンのオリジナル作品が海外で制作されるのは初めて。メキシコ版は年末にすでに200カ国以上で配信予定だ。

 松本の笑いが世界の制作者をうならせており、欧州・アジア・北米からも続々と名乗りが上がっている。周囲によると、松本自身は「(オファーが)いろんな所から来るもんやなぁ」と話しているという。

 10人の芸人による仁義なき戦いは、自腹で参加費100万円を持ち寄り、笑わせ合いを行い、最後まで笑わなかった者が総額1000万円を総取りするルール。笑ったかどうかは別室で松本が監視してジャッジする。ネット配信だけあって、ギリギリの下ネタも飛び出すなど何でもあり。ネット上では「史上最高アホすぎシリーズ」「腹筋よじれる」「電車で見るの注意」などのコメントが寄せられている。

 メキシコ版の番組名は「Last One Laughing」。制作を手がける現地の人気俳優ユージニオ・デルベス(55)も「見たこともない斬新なコンセプト」と絶賛。100万メキシコペソ(約600万円)をかけ、10人のメキシコの芸人が参加する。「HITOSHI MATSUMOTO」の“DNA”が世界の笑いの基準を塗り替える。

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2018年7月27日のニュース