フジ幹部 ドラマ好調に「率直に言って嬉しい」

[ 2018年7月27日 17:36 ]

フジテレビ
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 フジテレビが27日、都内で定例社長会見を行い、7月スタートのドラマの好調に関して言及した。

 同局の連続ドラマは、初回から3話連続で2桁をキープしている俳優の山崎賢人(23)が主演を務める木曜劇場「グッド・ドクター」(木曜後10・00)をはじめ、俳優の沢村一樹(50)が主演を務める“月9”ドラマ「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」(月曜後9・00)と同局のドラマ伝統枠2本が2桁スタートと好調となっている。「グッド―」は11・5%、10・6%、11・6%、「絶対零度」は10・6%、9・6%、10・8%でそれぞれ推移している。

 編成担当の石原隆取締役(57)も「なかなかいい滑り出しかなと」と高く評価。「内容の方も大変評判も良くて、見逃し配信の数字に関しても、木曜10時に関しては過去の連続ドラマでは最高を記録。内容についてもお客さんもきちんと認知しているのかなと思う」と話した。

 同局制作の2本のGP帯(午後7時から同11時まで)の連続ドラマで同時に2桁発進となるのは久々のこと。今回の結果について「率直に言って嬉しく思っています」と本音をポロリ。さらに「視聴率が3話になってともに最高視聴率を更新しているというのが非常に嬉しいなと思っております。(内容の評価に)安心しております」と顔をほころばせた。

 4月クールは視聴率的には苦戦していたものの、月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」、木曜劇場「モンテ・クリスト伯」ともに内容面では高い評価が出ていた。石原取締役は「4月クールのドラマ2本も視聴率的には今回ほどではなかったが、いろいろな調査会社などの調査では満足度は非常に高かった。何となくその頃からフジテレビのドラマ面白いということをちらほら聞いていたので、その辺がお客さまの期待値につながったのかなと思っております。制作陣に関してもその辺が肌感覚に自信を持ち始めているのも今回の結果につながったのかなと思う」とした。

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2018年7月27日のニュース