山田杏奈「グッド・ドクター」で妊娠中の女子高生役 初共演・山崎賢人の「温かさに動かされた」

[ 2018年7月19日 07:00 ]

木曜劇場「グッド・ドクター」第2話にゲスト出演する山田杏奈(C)フジテレビ
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 若手注目株の女優・山田杏奈(17)がフジテレビ木曜劇場「グッド・ドクター」(木曜後10・00)第2話(19日放送)にゲスト出演する。同局の連続ドラマ出演は初。

 主演の山崎賢人(23)が初の医師役に挑むヒューマンドラマ。小児外科医の世界を舞台に、自閉症スペクトラム障がい(対人関係や言語の発達に偏りがある者)によりコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群(特定の分野で優れた能力を発揮する者で、知的障がいや発達障がいを有することが多い)の青年・新堂湊(山崎)の奮闘を描く。

 原作は昨年、米国でも「グッド・ドクター 名医の条件」として連続ドラマ化された2013年の同名韓国ドラマ。医師全体のうち0・3%しかいない(16年の厚生労働省発表の資料から算出)という日本の小児外科の現状に照らす。

 山崎の熱演が反響。初回(12日)の平均視聴率は11・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進した。フジの伝統枠「木曜劇場」の視聴率2桁は2016年7月クール「営業部長 吉良奈津子」の初回(10・2%)以来2年ぶりとなった。

 山田は今年、初の主演映画「ミスミソウ」(4月7日公開)、初のテレビドラマ主演作「幸色のワンルーム」(大阪・ABCテレビ、日曜後11・35)と飛躍。今回は妊娠中の女子高生・菅原唯菜を演じる。

 唯菜はある日、破水をし、緊急出産。赤ちゃんは低出生体重児で、腸のほとんどが壊死してしまっている状態。唯菜と赤ちゃんは湊や瀬戸夏美(上野樹里)らが勤める東郷記念病院に入院する。

 山田は「台本を頂いた時に意思の強い、赤ちゃんへの愛が深い子だなと思いました。高校生で子どもを身ごもって生むという選択をするのは相当な覚悟だと思いますし、そこに至るまでの過程を踏まえて大切に演じたいと思いました」と役作り。

 山崎や上野との初共演には「自閉スペクトラム障がいを抱えていることがベースにある上で、伝わるお芝居をするのはとても大変なことだと思っていました。実際に山崎さんとのシーンを終えて、湊先生の温かさや真っすぐさに動かされたところがすごく多かったです。上野さんは同じ事務所の先輩なのですが、ご一緒させていただくのは初めてで、すごく楽しみにしていました。監督に1つ1つのセリフを確認されていたり、とにかくお芝居に対して真摯に向き合われている方でした。夏美先生とのシーンが多かったのですが、こんな先生と出会えた唯菜は本当に幸せだなと日々思いながら撮影していました」と振り返っている。

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2018年7月19日のニュース