“4股男”の藤原竜也「西岡徳馬さんに相談をしたいと思います」

[ 2018年7月19日 05:30 ]

舞台「プラトーノフ」に主演する藤原竜也ら出演者。(左から時計回りに)比嘉愛未、中別府葵、高岡早紀、前田亜季
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 俳優の藤原竜也(36)が舞台で“4股男”を演じる。来年2月に東京芸術劇場プレイハウスで上演される「プラトーノフ」に、酒と女に溺れるイケメン教師役で主演する。交錯する4人の女性の愛に、自らが破滅していく役どころだ。

 ロシアを代表する劇作家チェーホフ初の戯曲。チェーホフは「かもめ」「三人姉妹」などの4大戯曲で知られるが、この作品は日本での上演が極めて少なく、新たな挑戦となる。演出は森新太郎氏が務める。

 舞台は19世紀末、さまざまな人が集まるロシア将軍の未亡人アンナの屋敷。プラトーノフはアンナ、妻のサーシャ、義弟が恋い焦がれる大学生マリヤ、再会した元恋人のソフィヤそれぞれに愛をささやく。ダブルヒロインで、高岡早紀(45)がアンナ役、比嘉愛未(32)がソフィヤ役。さらに前田亜季(33)がサーシャ、中別府葵(27)がマリヤを演じる。

 チェーホフ作品は08年の「かもめ」以来となる藤原は「現実世界をそのまま切り取ったようなチェーホフの世界に、再び浸れることをうれしく思います」と喜んでいる。役どころにちなみ「プラトーノフは自分を愛する4人の美しい女性を弄(もてあそ)ぶという、現実世界では経験できない役柄ですので…、人生経験豊富な(共演者の)西岡徳馬さんに相談をしたいと思います」とちゃめっ気たっぷりに話した。

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2018年7月19日のニュース