香取慎吾“聖地”ルーブル美術館で初個展、抜てきに「僕のアート脳が爆発」

[ 2018年5月28日 05:00 ]

ルーブル美術館で個展を開催する香取慎吾
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 元SMAPの香取慎吾(41)が、初の個展を仏パリのルーブル美術館で開催する。

 日仏友好160年を記念し、7月からパリで始まる日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」(来年2月まで開催)の公式企画の一つとして決定。歌舞伎や漫画など多様性に富んだ日本文化を紹介する祭典で、「常に表現活動を続け、あらゆる世代から大きな反響を受けている」(主催者側)として抜てきされた。

 個展は「NAKAMA des ARTS」と題し、9月19日から10月3日までルーブル美術館のシャルル5世ホールで開催。絵画、オブジェのほか、自身が好きなファッションや、頭巾をつなぎ合わせたドーム形の建築作品などを展示予定。現在作品を準備しているほか、既存の作品からも選定する。

 以前からアートでも才能を発揮し、昨年10月に都内で行われた日本財団の企画展に絵画を出展するなどアーティストとしても活動。芸術の聖地で初の個展を開催することに「アートにゴールはないと思い続け、描き続けている僕ですが、目指すゴールといってもおかしくないルーブル美術館で(個展を)スタートできることに、僕のアート脳が爆発しています」と大興奮。開催前には現地入りして展示の準備を行う。

 また「ジャポニスム2018」の広報大使にも任命され、今後、日仏両国でさまざまな広報活動を行う予定。「僕の大好きなフランスと日本の“響きあう魂”をパリで世界中の方々に体感してもらえたらうれしいです」と意気込んでいる。

 【香取の最近の芸術活動】
 15年5月 日本財団パラリンピックサポートセンターの記念壁画制作
 17年10月 高級ブランド「カルティエ」の期間限定ギャラリーで絵画とオブジェを発表
 同 日本財団の企画展で絵画2点を展示。安倍晋三首相も鑑賞
 18年3月 香港島中環の「ミッドレベルエスカレーター」の側面に壁画を完成
 同5月24日〜6月24日 香取と若手アーティストによるアートギャラリーを東京・帝国ホテルプラザで開催
 5月26、27日 「BMW」のラッピングカーを制作。六本木ヒルズ66プラザで公開

 【主な芸能人の海外個展】
 ▼キングコング・西野亮廣(13年2月)米ニューヨークで絵本の原画展
 ▼ビートたけし(10年3月)仏パリのカルティエ現代美術財団で絵画約50点やオブジェ、映像作品などを展示
 ▼嵐・大野智(15年7月)中国・上海の美術館でフィギュアや絵画など約100点を展示
 ▼とんねるず・木梨憲武(15年10月)米ニューヨークのギャラリーで絵画やオブジェ、映像作品など約30点を展示

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