日テレ 山口達也の騒動で損害賠償せず ジャニーズ事務所から費用負担の申し入れ

[ 2018年5月28日 14:30 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビが28日、東京・汐留の同局で定例社長会見を行い、強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった元TOKIOの山口達也(46)の騒動で、福田博之編成局長は損害賠償などについては「しません」と否定した。

 福田編成局長は「放送する予定だったものをなくしたり、再編集している」と負担はあることは認めたうえで、「その費用負担については事務所の方から負担したいという話をいただいている」とジャニーズ事務所から費用負担の申し入れはあることを認めた。ただ「費用負担という事以外でも、きちんとしたお詫びもいただいていて、誠意をいろんな形でいただいている」とし、「損害賠償請求についてはしません」とキッパリと否定。「費用負担についてもお願いするのか、どの程度にするのかしないのか、今すぐに検討をしなければならないという段階にはない。今後、番組制作、事務所との付き合いの中で検討させていただきたい」とした。

 先月25日、山口が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたことが発覚。同局は「当面の間、見送ります」とし「既に収録している番組については、山口メンバーの出演部分を編集して対応する予定」と発表。山口は今月1日に起訴猶予処分となり、6日にジャニーズ事務所から契約を解除された。

 同局には、TOKIOとして高視聴率番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜後7・00)をはじめ、山口個人でも朝の情報番組「ZIP!」(月〜金曜前5・50)の月曜・水曜パーソナリティー、「幸せ!ボンビーガール」(火曜後10・00)のMCとしてレギュラー出演していた。

 NHKは10日の定例会見で、被害者の女子高生と山口の出会いの場となったEテレ「Rの法則」の打ち切りを決定。そのことについて、山口やジャニーズ事務所に対する損害賠償請求を検討していることを明らかにしている。

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