メンバー死去の農業アイドル 元運営会社が事情説明「報道のような事実はない」

[ 2018年5月28日 15:05 ]

 愛媛県松山市を拠点に活動する農業アイドル「愛の葉Girls」が所属していた農業生産法人「hプロジェクト株式会社」が公式サイトで、3月にメンバー1名が死去した件についてコメントを発表した。

 23日に「文春オンライン」が故人の母親のインタビューを掲載。「hプロジェクト」の方針で学業が大幅に制限されたり、故人が生前に「社長に1億円を払うように言われた」と話していたなどとの主張がなされた。

 公式サイトでは「弊社に一切の発言を認めないというご遺族の意向から、本件に関する発言を控えておりました」とし、「しかしながら、(文春オンラインの)記事において事実ではないことがまるで事実であるかのように書かれており、現在、インターネットや各種SNS上において虚偽の情報が飛び交っておりますことから、やむなく本件に至った事情を説明することに致しました」と声明発表に至った経緯を説明した。

 「弊社の代表佐々木が故人に対して1億円を要求したかのように書かれておりますが、そのような事実はないことを断言させて頂きます。故人に対しては高校入学に必要な入学金や制服代を貸し渡しましたが、ご遺族からその返金は受けておりません」と報道を否定。「現在、亡くなった理由は弊社にあると決めつけた上で、ネット上に脅迫文言や誹謗中傷を書き込んだり、業務妨害を目的とする電話をかけ続けたりという例が相次いでおります。脅迫・名誉毀損・業務妨害等の違法行為につきましては、現在、警察に相談し、弁護士を通して法的手続をとる様、進めております」と法的措置を検討していることを明かした。

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2018年5月28日のニュース