【夢中論】田中みな実「全てを包みこめる人になりたい」甘〜い結婚生活への憧れも

[ 2018年4月3日 10:00 ]

夢中論 田中みな実(下)

毎日欠かさないという大好きなチョコを食べる田中みな実
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 フリーアナウンサーの田中みな実(31)がこの4月、アナウンサー生活10年目に突入した。バラエティーに情報番組にと安定して活躍している“みんなのみな実”。その彼女が心から愛しているのはチョコレート。甘〜い香りに誘われて、本場のパリにまで飛んでいってしまう溺愛ぶりだ。

 今でこそ手作りをすることは減ったが、TBSの局アナ時代はバレンタインデーに手作りチョコレートを共演者、スタッフら100人に贈っていた。

 「正月が過ぎたら、私のバレンタインデーは始まってる。製菓専門店で材料を買って、雑貨店で可愛いラッピングやメッセージカードを探して」。オーブンは業務用をレンタル。焼き上がったブラウニーやクッキーに、名前や番組名をデコレーションして渡していた。「出演者は誕生日を祝っていただけるけど、スタッフさんにはなかなかできない。だから感謝の気持ちを込めて贈っていました」。田中の手作りチョコは“気遣いの人”という物語がある。

 チョコ好きを公言していると、特権もある。限定品を贈られたり、優先的に買えたり。だが「価値が分からなくなる」と特権に頼らない。新たに日本へ上陸した店はオープン日に朝から並ぶ。「ただチョコが好きという気持ちを大事にしているんです」。まさに、初心忘れるべからずだ。

 仕事でも初心を大切にしている。毎朝、アナウンサーの発声練習法「ういろう売り」(歌舞伎演目の長ぜりふ)で喉の調整。MCを務めるTOKYO MXの情報番組「ひるキュン!」のスタジオには、放送開始3時間前の午前9時に入る。さまざまな打ち合わせに参加し「テロップが分かりにくい」などと意見する。放送後には番組チェックを2、3回。石橋を叩いて渡る性格が生きている。

 最終的に目指しているのは「全てを包みこめて、何があっても動じない人」。不測の事態の起こる生放送でも、臨機応変に対応できる人になりたい。

 甘〜い結婚生活への憧れもある。「家庭を持つにしても、動じない女性の方が男の人は安心できると思うんです。もし旦那さんが働けなくなったら私が働く。だからしっかり技術を磨いておかないと。そこまで考えてますよ。“あなたが駄目になったら私が稼ぐから”と言うぐらい肝の据わった、常に穏やかで、たおやかな女性でありたい」。大好きなパレドールのように、安心できる味わいを持っていたいのだ。

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