「北の桜守」10日公開…吉永小百合、映画120作目も「通過点」

[ 2018年3月9日 05:30 ]

「北の桜守」で激動の時代を生き抜いた親子の物語を演じた吉永小百合
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 吉永小百合(72)の主演映画「北の桜守」(監督滝田洋二郎)が10日に公開される。120本という節目に「これで区切ろうかと考えなくもなかった」と吐露したが、ファンの声で翻意。今は「通過点」と前を向く。

 デビュー作「朝を呼ぶ口笛」(59年)から数えること120本。常に全力投球してきた。今作でも北海道の海中での芝居に体当たりした。体力的な問題に加え、共演してきた渥美清さんや高倉健さんが旅立った喪失感も消えていない。正直「これで一区切りに」と考えたと明かす。そんな思いをとどまらせたのはファンの声だった。「私世代の方たちもね。私が元気でいると“自分たちも励まされる”と言ってくださる。そういう意味でも、とにかく健康に気をつけて元気ならもう少しやれるかしらという思いが今していて」としみじみ話した。

 「北の桜守」は樺太(現サハリン)から引き揚げてきた母と息子の激動の30年を描いた感動作。堺雅人(44)が演じた息子は18歳で渡米し、ビジネスで成功して帰国。「この子供もつらい思いをしたから70年代に一生懸命に歯を食いしばって一人前になったんでしょうか。最後に息子が寄り添ってくれるっていうのは母親にとっては幸せなことですね」

 堺を「秀才」と称え「計算された演技力は素晴らしかった。とてもいい形でキャッチボールができました」と絶賛。息子の嫁に扮した篠原涼子(44)への感謝も忘れない。篠原の協力で縁のなかった「マリソル」(集英社)や「Oggi」(小学館)といったファッション誌上で対談を実施。「つらい思いをしながら北海道で生きてこられた方がたくさんいらっしゃる。若い方に“こういうことがあったんだ”と知っていただくだけでもいい」と言葉に力を込めた。

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