サブちゃん 次男の家族葬で気丈あいさつ「残った作品を世に出して…」

[ 2018年3月9日 05:35 ]

北島三郎
Photo By スポニチ

 3日に東京都調布市の自宅で遺体で発見された、演歌歌手の北島三郎(81)の次男で作曲家の大野誠(おおの・まこと)さん(享年51)の家族葬が8日、都内の斎場でしめやかに営まれた。

 神道に基づく「葬場祭」として営まれ、親族と、義弟の北山たけし(44)をはじめ原田悠里(63)、山口ひろみ(42)ら「北島音楽事務所」所属の北島の弟子など計約60人が参列した。

 参列した事務所関係者によると、棺には、誠さんのバンド「1st BLOOD」や「大地土子(とこ)」名義で残した作品のCD、生前の思い出の写真、身の回りの愛用品などが入れられた。喪主を務めた北島は「子供に先立たれるとこんなにつらいものかと感じている。残った作品を世に出してやりたい」と気丈にあいさつしたという。

 関係者によると、誠さんが生前最後に手がけていた、北山と大江裕(28)に向けたデュエット曲を含め、発表できうる完成度のものが残されていれば発表していく方向だという。北島の今後の仕事について事務所は、「精神状態などを考慮し、9日以降のスケジュールの調整をしている」と説明しつつ「基本的には頑張らせていただくつもり」と話し、気丈に仕事に取り組む方向だ。

続きを表示

芸能の2018年3月9日のニュース