106億円使い込んだ大王製紙前会長はいま…テレビ番組で現在の生活明かす

[ 2018年3月9日 21:12 ]

札束
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 巨額借り入れ事件で逮捕、刑期を終えて出所した大王製紙の前会長、井川意高(もとたか)氏が9日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。現在もギャンブル依存症で悩んでいると激白した。

 カジノでのギャンブルにハマり、会社の金を湯水のごとく使い続けた井川氏。2011年、会社の金の巨額使い込みが発覚し、同11月に逮捕された。被害総額は106億8000万円。執行猶予なしの懲役4年で収監された。

 事件から7年。刑期を終えて出所した井川氏が番組の取材に応じた。現在は53歳で「肩書きはないですね。(刑の)満期から5年間は会社の役員はできないんです」と特定の仕事には就いていないと語った。7年前に妻と離婚し、実家で暮らしているという。

 逮捕時とくらべて穏やかな表情になっていたが、今もギャンブル依存症で感覚が麻痺していると告白。訪れた心療内科では医師に「今後もカジノがあるところに行ったら手を出してしまうかもしれない」「ギャンブルで作った借金はギャンブルで返そうと考えてしまう」などと悩みを相談した。

 依存から抜け出すために効果的なのがギャンブルより熱中できるものを見つけること。現在53歳の井川氏は既に会社から借りた106億円は株や資産を売って返却済み。ギャンブルよりのめり込めるものを日々探す生活を送っている。

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