杉本七段 愛弟子との対局へ「勝てないと思われるのもしゃく」

[ 2018年2月6日 05:30 ]

藤井五段、師匠・杉本七段と師弟対決へ

弟子の藤井五段の対局が行われている関西将棋会館を訪れ、取材に応じる杉本七段
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 杉本は、6日の自らの対局を控え、研究会出席も兼ねて関西将棋会館を訪問し、愛弟子の対局を見守った。大逆転勝利を「ずいぶん辛抱した。あれをひっくり返すのはさすが」と称賛した。

 これでプロとして師弟対決がついに実現することになったが「思っていたより早かった。師匠の私からしたら喜びです」と笑顔。過去の対戦成績は、藤井が小学生時代に弟子入りしてから一昨年10月にプロになるまでで、約100戦のうち杉本の勝率が2割ほどといい、「世間的に勝てないと思われるのもしゃくなんで…いい将棋を指したいと思う」と力を込めた。

 ◆杉本 昌隆(すぎもと・まさたか)七段 1968年(昭43)11月13日、名古屋市出身の49歳。80年、6級で故板谷進九段に入門。90年四段。2006年七段。02年、朝日杯オープン戦で準優勝。

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