月9「海月姫」瀬戸康史の女子力にネット白旗!女装だけじゃない 蔵之介の葛藤を表現

[ 2018年1月22日 08:30 ]

月9「海月姫」で女装美男子・鯉淵蔵之介を演じる瀬戸康史(C)フジテレビ
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 俳優の瀬戸康史(29)がフジテレビ“月9”「海月姫(くらげひめ)」(月曜後9・00)にレギュラー出演。女装美男子役に挑戦している。体重は約6キロ減らして、約50キロに。その美貌に、共演者やスタッフをはじめ、インターネット上においても絶賛や驚きの声が相次ぎ、反響を呼んでいる。外見ばかりが注目されがちだが、確かな演技力で女装の裏側にある複雑な心境や葛藤にアプローチする。

 原作は、代表作に「かくかくしかじか」「東京タラレバ娘」などがある人気漫画家・東村アキコ氏の同名ヒット作。2010年にはテレビアニメ化され、14年12月には実写映画が公開された。

 今回は初のテレビドラマ化。芳根京子(20)演じる筋金入りの“クラゲオタク女子”月海(つきみ)が女装美男子・蔵之介(瀬戸)と童貞エリート・修(工藤阿須加)の凸凹兄弟に出会い、新しい自分と新しい生き方を見つける姿を描く。さらに兄弟と三角関係に陥り、自分には一生縁がないと思っていた恋を知る姿を、ギャグを交えながら描く新感覚の“シンデレラ・コメディー”。

 今月11日に行われた第1話の完成披露試写会。瀬戸は自身の女装について「自分で見てもあまり分からないというか、男にしか見えないんですが」としながらも「さっきも阿須加とか、皆さん本当にかわいかったと言ってくださって。要(潤)さんには“イケる”と言っていただいて」と笑いを誘発。「そういう言葉が僕に自信を持たせてくれています」と手応えを示した。

 出演オファー後、自分の顔に合うメークの仕方、立ち居振る舞い、毛の処理など“女子力”磨きに余念がない。ヘアメークの担当者も「いつもハンドクリームをつけています」と証言。ボディークリームもつけているといい、役作りの一環として服からのぞく肌に気を遣っている。他のスタッフも「芝居以外の時も、知らず知らずのうちに内股になっています。役が染み付いているんだと思います」と明かす。

 瀬戸も今月15日付のブログで「今作は撮影に入る前から準備が大変だったな。女性に見えないといけないので、ネットで女優さんやモデルさんの画像や動画をひたすら見て仕草や立ち方などを研究したり、自分の顔にあったメイクを探したり、人生初の脱毛を経験したり、減量のため1日1食を心掛けたり…」と振り返っている。

 第1話(15日)の放送が始まると、SNS上には「瀬戸康史の女子力、半端ない」「瀬戸康史の女子力が異様に高いので、瀬戸ちゃんと呼び始めました」「私にも、その女子力を分けてください」「私の女子力の低さが男に負けているんだなと痛感する」「とりあえず瀬戸康史のキュートさにやられっぱなし。当方性別・女なのに女子力で圧倒的大敗北で打ちのめされている」などと称賛の声とともに、白旗を揚げる女性が続出した。原作者の東村氏も「瀬戸くんの女装も想像以上に女の子!!」と褒め称えた。第2話(22日)もウイッグやファッションなど、初回にない“七変化”のコーディネートが楽しめる。

 同局編成企画の渡辺恒也氏は「まずはビジュアルがしっかり女性に見えないと成立しない役。瀬戸君なら、うまくいく自信がありました」と起用理由を説明。2011年4月に放送されたNHKの情報番組「東京カワイイ★TV」の企画で既に披露していた女装姿も決め手の1つになったという。

 瀬戸は昨年10〜11月に上演された舞台「関数ドミノ」の演技で、第72回文化庁芸術祭で演劇部門新人賞を受賞。16年7月クールの「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」でも瀬戸を起用した渡辺氏だが、舞台の熱演に「表現の幅がどんどん広がっていると感じました。瀬戸君なら、男としての生き方と女装の部分、両極を持つ蔵之介というキャラクターの両面を、的確に表現してくれる」とキーマンを託した。

 女装の奇抜さばかりに目が行きがちだが、蔵之介の人物像について、渡辺氏は「趣味の1つ、ファッションの延長線上として女装を楽しんでいますが、単純に外見を着飾る以上に、母親への思い、政治家である父親への反発心などが、ない交ぜになっています。そして、周囲から奇異の目で見られているわけじゃなく、普通に受け入れられていることが今っぽい。そして、月海や尼〜ず、濃いキャラクターたちの中、もしかしたら蔵之介が一番の常識人かもしれない。根っこの部分のリアリティーはきちんと作りたいと思い、瀬戸君にお願いしました」と説明した。

 瀬戸も完成披露試写会などで「蔵之介が女装をするのはファッションに興味があるというのはありますが、実の母を感じたいのだと思います。そして、さまざまなしがらみから抜け出せ、嫌なことも忘れられ、自分を解放できる“自分が自分らしくいられる場所”をいつも探しているのではないでしょうか。僕も親友といる時は似たような感覚になります。そんな複雑な心境も透けて見えるよう演じていきたいと思います」と意気込み。

 「今回の作品は変身というところと、僕としては自分自身を受け入れるところがテーマの1つとなっています。登場人物たちはキャラクターが濃いですが、そこだけが印象に残らないように、われわれはその人物が抱えている葛藤も丁寧に描いているので、そこはいろいろな方に共感していただける部分なのかなと思っています」とコメントしている。女装の奥にある内面に迫る熱演が注目される。

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