23歳・声優の遠藤ゆりか、引退を発表「体調不良重なり」「廃業を選択」

[ 2017年12月17日 19:23 ]

声優の遠藤ゆりか
Photo By スポニチ

 歌手で声優の遠藤ゆりか(23)が18年5月末に声優業を引退することが17日、分かった。所属する事務所公式サイトで報告した。

 サイトでは「スワロウ所属、遠藤ゆりかが2018年5月末日をもちまして、声優活動、アーティスト活動など、一切の芸能活動から引退をすることとなりましたこと、ご報告を致します」と発表。

 遠藤はサイトにコメントを記載。「いつも応援して下さっている皆様へ。突然の発表で皆様を驚かせてしまったこと、心よりお詫び申し上げます」と侘びてから「大変なこともあれど、恵まれた環境の中で楽しいことや幸せなこと、普通では経験できないような沢山のステージに出会いました」とこれまでの活動を振り返り「そんな中で、環境の変化に身体が追い付かないと感じる瞬間が増え、体調不良が重なってしまうこともありました」と告白した。

 「心から真摯に努めたい作品やキャラクターに対して120%の力を注げない自分に対してとても不甲斐なく、悩む日々も続きました。何年も考え、何度も沢山の方とお話しさせて頂きながら、今一度この先の人生を見据えて、前向きに歩んでいくための決断として、今回廃業という選択肢を選びました」と説明した。

 遠藤は13年に人気テレビアニメ「ダイヤのA」の吉川春乃役で声優デビュー。14年にテレビアニメ「Z/X IGNITION」のエンディングテーマ「モノクロームオーバードライブ」でソロ歌手デビューを果たした。テレビアニメ「天使の3P!(スリーピース)」では紅葉谷希美、人気スマホゲーム「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」では今井リサ役を務めている。全国の温泉地をキャラクター化し、アニメーションや漫画などを展開していくクロスメディア・プロジェクト「温泉むすめ」では9人組のメーンユニット「SPRiNGS」のメンバーを務めている。

 23歳という若さでの引退発表にネットは騒然。コメントを発表した事務所サイトはアクセスが集中し、繋がりにくい状態が続いている。

続きを表示

2017年12月17日のニュース