テレ東、24時間テレビ裏で「ゴッドタン3時間半SP」劇団ひとり猛反対

[ 2017年7月9日 02:10 ]

テレビ東京「ゴッドタン」のゴールデン3時間半SPが決まり、会見を行った(右から)劇団ひとり、小木博明、矢作兼
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 テレビ東京の人気深夜番組「ゴッドタン」(土曜深夜1・45)が今夏、ゴールデン3時間半SPとして放送されることが決定した。番組10周年で初のゴールデンSPとなったが、放送されるのはなんと日本テレビ「24時間テレビ」(8月26、27日放送)の“裏”。無謀とも言える挑戦を前に、MCのおぎやはぎ、劇団ひとり(40)、同局の佐久間宣行プロデューサーが会見を行った。

 2007年4月に放送がスタートし、「キス我慢選手権」の2度の映画化、「マジ歌選手権」の武道館ライブなど、数々の伝説を打ち立ててきた同番組。放送10周年にして初のゴールデンSPを迎えることになったが、放送時間はまさかの“24時間テレビ裏”。MCの3人は局側の判断に一斉に疑問を投げかけた。

 「最初に聞いたときは、二度聞きしましたよね。『は?』って最初に言って、次は『はあ…』と。『は?はあ…』ですよね」とおぎやはぎ・矢作兼(45)。相方の小木博明(45)も「僕も『他にあるだろう』と思いました。他にいい番組がたくさんあるのに、なんで深夜の2時にやっている番組なのか」と首をかしげた。

 劇団ひとりに至っては「ゴッドタンは深夜だからいいんですよ。ゴールデンになると規制とかもあるから大反対です。最後の最後まで抵抗して、どうにかゴールデンの話がなかったことになるように奮闘中です。ぜひ、皆さんの力を貸してください!」とコメント。さらに「ゴールデンに上がってどれだけの番組が潰れてきたことか。テレ東側はゴッドタンを潰すためにゴールデンSPをやるんじゃないかと思っています」と疑いの目を向け、会見場は爆笑に包まれた。

 気になるゴールデンSPの内容だが、現時点での決定事項は“24時間テレビ裏”ということのみ。佐久間プロデューサーは「ゴールデンでゴッドタンの3時間半スペシャルをやるなんて、僕も何かの間違いかと思いました」と話しながらも、「このご時世にゴールデンでお笑い番組を3時間半やらせてもらえるなんて、なかなかないこと。出演者の皆さんにもすごい反対されたけど、“面白いことができるならいいや”と楽しんでやろうと思っています」と意気込んでいた。

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2017年7月8日のニュース