獅童「奇跡起こしたい」6月初旬に肺腺がん手術、完全復帰へ決意

[ 2017年5月21日 05:30 ]

肺腺がんについて会見する中村獅童
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 18日に初期の肺腺がんを公表した歌舞伎俳優の中村獅童(44)が20日、東京・羽田空港で取材に応じた。人間ドックによる早期発見で「がんと言われてもピンとこない」と説明し「少しでも早く見つかったことに感謝している」と語った。今月末に入院し、6月初旬に手術する予定。患部が肺のため声への影響が懸念されるが「奇跡を起こしたい」と完全復帰へ決意を示した。約2年前に脳動脈瘤(りゅう)の手術を受けていたことも明かした。

 北海道帯広市での講演会に出席するため、出発前の空港で報道陣の前に現れた獅童は「全くいつも通り。がんと言われてもピンとこないんです」と現在の体調について語った。

 人間ドックでがんが疑われ、精密検査の結果が出たのが今月11日。「大変な病気だな」と感じた不安は「絶対に回復する」という医師の言葉で和らいだ。だが「舞台を休まないといけないのが一番つらい」と打ち明けた。

 2年前には脳動脈瘤の手術を乗り越えていた。この時は手術までの猶予が半年間あり、仕事の日程を計画的に決めたため、舞台出演には影響がでなかったことから「余計な心配を掛けないためにと発表しなかった」。今回は6、7月の歌舞伎公演を休まざるを得なくなったため、「後から(病気が)分かって臆測を呼ぶのは本意ではないので」と公表に踏み切った。

 早期発見は2015年1月に結婚した、元読者モデルの妻沙織さんのおかげ。「舞台や芝居のことで頭がいっぱい」の獅童に「年も年なんだから」と人間ドックの受診を勧めた。判明したのは、初期だとほとんど自覚症状がない肺腺がん。「気づかないで何年も過ごしていたらと思うと…。家族には感謝しています」と語った。

 マイクを使わず、地声で舞台を務める歌舞伎役者。肺が患部のため、声への影響が心配されるが「肺活量は9割は元に戻ると言われています。それから先は何とか努力をして、奇跡を起こしたいと思います」と強い意志を示した。

 術後の経過が良好ならば10日程度で退院となる。「とにかく元気になって、今まで以上にいい舞台を務めたい。舞台の上で結果を残すのが僕の仕事ですから」と言葉に力を込めた。

 ▼肺腺がん 肺がんの一つで、肺の末梢(まっしょう)部に発生しやすい。気管支から離れているため、せきなどの初期症状が出にくく早期発見は難しいが、体の表面に近いのでエックス線検査で比較的見つけやすいのも特徴。

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