日テレ社長、局員逮捕に「遺憾」 別社員のセクハラは「すでに処分」

[ 2015年11月30日 15:55 ]

東京・汐留の日本テレビ社屋

 日本テレビの大久保好男社長(65)が30日、定例会見を行い、43歳の宣伝部主任が交際女性への傷害容疑で逮捕されたことについて「局員が逮捕されたことは遺憾であります。事実関係を確認したうえで、厳正に対処する」とコメントした。

 男性主任の逮捕容疑は9月19日午前4時ごろ、千葉県市川市のマンションで、交際していた無職女性(28)を床に投げ倒し、馬乗りになって頭を床に数回打ち付け、全治約2週間の打撲を負わせた疑い。同署によると、女性から10月、被害届が出ており、5日に逮捕されたもの。

 同局広報部は「捜査中のことで、コメントを差し控えさせていただきます。正式な処分を待って、厳正に対処します」とコメント。

 逮捕を受け、一部週刊誌で被害女性に対して、別の男性職員がセクハラ行為を行い、出勤停止処分になっていたと報じられた。報道の事実関係を問われた大久保社長は、週刊誌の取材に対して同局として答えた内容として「問題を承知してから、事実関係を調査した。その結果、社員本人が被害者に謝罪したうえで双方が合意に至って、すでに解決済みと理解しています。当人に対しては、すでに厳正に処分しています」と現状を説明。詳細な説明は控えたが、「週刊誌の報道に関しては事実を異なる点も含まれているが、今言った点についてはその通りであります」と報道を認めた。

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2015年11月30日のニュース