四代目鴈治郎「顔見世興行」で海老蔵が暴露「これは事件です」

[ 2015年11月30日 19:35 ]

京都南座の顔見世興行初日で襲名あいさつした四代目中村鴈治郎

 京都の師走を彩る「吉例顔見世興行」が30日、南座で開幕した。

 今年1月から各地で襲名披露を行ってきた四代目中村鴈治郎(56)の今年最後の舞台で市川海老蔵(37)、片岡愛之助(43)らが「口上」であいさつ。襲名とあって、まじめなコメントが並ぶ中、海老蔵は「夜の遊びの方も大変でして、どこに行ってもお兄様(鴈治郎)の笑い声が響いております。しかし、今回数日前にお電話したところ、ホテルの部屋にいらっしゃいました。これは事件です。それだけ襲名に熱意を注がれているということです」と暴露。満員の客席の笑いを誘った。

 鴈治郎は「初代以来の鴈治郎の名をはじかしめませぬよう、生涯芸道に精進する覚悟」などとあいさつ。客席から割れんばかりの拍手を浴びていた。同興行は12月26日まで。

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2015年11月30日のニュース