笑いっ放しの麻生久美子に安田顕キレ気味「何がおかしい」

[ 2015年11月30日 14:49 ]

映画「俳優亀岡拓次」特別試写に顔を揃えた(左から)横浜聡子監督、安田顕、麻生久美子

 俳優の安田顕(41)が30日、都内で行われた主演映画「俳優亀山拓次」(監督横浜聡子、来年1月30日公開)の特別試写会で舞台あいさつに立った。

 来月8日の安田の誕生日に合わせて開催されたもので、サプライズで自身の似顔絵入りバースデーケーキをプレゼントされ「誕生日だけは、自分が主役だと思いますね」と照れ笑い。早速、「自分の嫌いなところ」と口の部分にフォークを突き立て、続けてヒロインの麻生久美子(37)と横浜監督が両目をすくい取って顔面を崩壊させたが、全員でおいしそうにほお張った。

 安田が全国規模公開では初主演となる映画は、目標を持たない脇役専門の俳優が、ひと目ぼれした居酒屋の女将に振り向いてもらおうと奔走するエンターテインメント。劇中でさまざまな役に扮するため「濃密な時間だったが、監督の要求にだんだん応えられなくなって理解もできなくなった。途中からはブーたれていました。だから、粗を探してもしようがないから、俺は絶対に見ないよと言っていた」と撮影を振り返った。

 だが、いざ完成した作品を見ると「監督の世界観、色に圧倒されて、最初は(手で顔を覆って)見ていたけれどだんだん手が下がってきて、最後は面白えってなっちゃった。面白くてビックリ。監督、すごいじゃないですか。本当にすいません。謝れて良かった」とまくし立てるように猛アピール。横浜監督も、「主役がここまで喜んでくれたのは初めてです」と真摯に受け止めた。

 一方の麻生は、「現場では、私はブーたれ始めた頃に入ったので寡黙な人だと思っていたけれど、こんなによくしゃべるなんてビックリ」と終始笑いっ放し。安田は「何がおかしい。しゃべらないと仕事にならないじゃないか」とちょいギレ気味のパフォーマンスで応えていた。

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2015年11月30日のニュース