仲里依紗、検察事務官役で新境地　結婚＆出産経て「大人の階段を」

ＷＯＷＯＷドラマ「テミスの求刑」に主演する仲里依紗

　女優の仲里依紗（２５）が、ＷＯＷＯＷドラマ「テミスの求刑」（５月１０日スタート、日曜後１０・００、全４話）に主演する。父親を殺害された過去を持つ検察事務官役で、「やったことがないシリアスな役。笑顔はゼロです」と話している。

　大門剛明氏のサスペンス小説が原作。父親の殺害事件の犯人に冤罪（えんざい）の可能性が浮上し、そこから次々に新たな事件に巻き込まれていく。これまでは個性的な役柄を多く演じてきたが、今作は真面目で地味な女性。メーンの衣装がスーツというのは初だ。

　１３年に俳優中尾明慶（２６）と結婚、男児を出産した。「１人の女性としても、女優としても大人の階段を上れているかな」と仲。「今までは私のまま演じられる役が多かったけど、今回は自分にないものを演じられる。こういう役もできるとアピールしないといけない」と力強く話した。