鳥越俊太郎氏 11月に受けた手術公開 番組で腰の疾患“発覚”

[ 2015年1月5日 06:30 ]

BS朝日「鳥越俊太郎 医療の現場」で腰部脊柱管狭窄症の手術の密着手術を受けた鳥越俊太郎氏

 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(74)が、11日放送のBS朝日「鳥越俊太郎 医療の現場!」(日曜前10・00)で、自身が受けた腰の疾患「腰部脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」の手術の様子を報告する。

 「密着!鳥越俊太郎~腰部脊柱管狭窄症との闘い~」と題した特別編。昨年9月に手術を決意する場面、同11月に千葉市の千葉大医学部付属病院で受けた約2時間30分の手術、リハビリに励む姿などを伝える。

 「腰部脊柱管狭窄症」は高齢になってから起こりやすい疾患。腰椎が老化し、背骨がずれたりすることで脊柱管が狭まる。神経根などが圧迫され、歩くと脚が痛んだり、しびれたりする。

 「…医療の現場」では昨夏、腰部脊柱管狭窄症を取り上げた。鳥越氏は、番組で紹介した症例と同じように自分も1年前から下肢に痛みやしびれの症状があったため、病院で検査。同症と診断された。手術前は段差のある階段は手すりにつかまらないと上れなかったが、手術後にはすんなり上れた。番組内には「やったあ」とガッツポーズする姿もある。

 「問題を抱えたまま過ごしている方も多いと思います。私の今回の手術の例が参考になれば」と番組側と相談し密着取材を受けることを決めた。

 自身が手術を受けている最中の映像を見て、「ちょっと自分のこととは思えなかった」と感想。「手術前は痛くて本当に歩くのも大変だった。今は痛みはないので本当にすっきりした」という。「高齢化に伴って増えている病気だと思う。薬や運動など治療法があると思うが、悩みを持っている方がいたら一度整形外科に相談したらいいと思う」と体験を通じて話した。

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