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慶應義塾大学【対法大3回戦】岩見の2打席連続弾も虚しく、苦汁を飲まされ4位転落

対法大3回戦   慶大4―8法大 ( 2017年5月8日    神宮 )

特大のホームランを放った岩見(C)慶應スポーツ新聞会
Photo By 提供写真

 引き分けスタートとなった今カード、先勝を相手に許してしまった慶大にとって負けられない戦いだった。今や慶大の先発投手として欠かせない存在となった関根智輝(環1)が1回戦に続き法大打線に捕まる。攻撃陣も相手投手を前に打線がつながらない。6回7回に岩見雅紀(総4)が2打席連続の本塁打を放つも、慶大の得点はその回のみ。完全優勝しか見えていなかった慶大は、3カード目にして勝ち点を落としてしまった。

 雲ひとつ無い空に夏日となった今日。昨日味わった悔しさを晴らすべく試合は始まった。慶大の先発は、開幕戦で堂々のデビューを飾った関根。立ち上がりは上々で、初回は2つの三振を奪い三者凡退で締めた。がしかし、次の二回で法大打線が本領を発揮する。先頭から一気に3者連続でヒットを許す。この回で関根は4安打3失点でマウンドを降りることとなった。序盤から継投に入った慶大が三回にマウンドへ送ったのは内村僚佑(政4)。内村も法大打線を鎮めることはできなかった。法大主将の森にヒットで出塁を許し、打席には六代屈指のスラッガー法大・中山。甘く入った初球を打ち返され、打球はスタンドへ。この回にも4本の長短打を浴び2回連続の3失点。内村も早々とマウンドを後にし、慶大は6点のリードを許してしまう。

 四回からは期待の1年生、佐藤宏樹(環1)がマウンドに。先頭に右前打を放たれると、次の打者大西千に投じた球は頭部に直撃した。地面に倒れこんだ大西千は担架で運ばれ、佐藤はわずか5球でベンチへ。球場全体が沈鬱な空気に包まれる中、慶大のエース・菊地恭志郎(政3)が継投し無死一、二塁のピンチを無失点で抑える。その後も菊地はエースの風格を感じさせる完璧なピッチングで回を進める。

 対する慶大の攻撃。これまでの8試合とは打線を組み替えて挑んだ。しかし、法大先発の長谷川を前に打線が振るわない。五回までをわずか3安打に封じ込まれる。試合が動いたのは6回。先頭の慶大の大砲、岩見が一度もボールに触れることなくフルカウントに追い込まれた6球目。インサイドに入った球をバットに当てると、追い風もあり打球はどんどんと伸びていき、レフトの頭上を越えて神宮上段へ。打った瞬間それとわかる特大ホームランを放った。ここで流れを奪いたい慶大だったが、倉田直幸がヒットを放つも追加点とはならなかった。続く7回。先頭の主将・照屋塁(環4)が死球で出塁すると、今季初の盗塁を決め一気に二塁へ。昨日も安打を放った代打の河合大樹(総3)は今日も打球を中堅手の前に落とす。無死一、三塁のチャンスで柳町達(商2)が犠牲フライで追加点を挙げると、続くバッターボックスには再び岩見。前打席と同じ流れでフルカウントに追い込まれると、6球目の打球は三塁線のファウルゾーンに落ちる。7球目を振ると再び打球は大空へ。バックスクリーン左へ推定125メートルの2ランホームランとなった。

 流れをつかみたい慶大だが、得点はここまで。菊地の好投も儚く、継投した高橋亮吾(総2)も攻め込まれ2点を失う。最終回には6戦連続で登板している高橋佑樹(環2)が昨日から好調の8番船曳を併殺に打ち取り法大の追加点を許さない。そんな高橋佑のピッチングに打線は応えることができず、三者凡退に抑えられ試合終了。慶大野球部の目標とする、失点3以下得点5以上は果たせず勝ち点を落としてしまった。

 今日の試合で岩見は今季5本目を放ち、再び本塁打数、打点共にリーグトップとなったが素直に喜ぶことはできずに屈辱を味わった。頭一つ抜けていた慶大は、優勝可能性を分散させてしまったが、完全になくなったわけではない。次週勝ち点を落としたチームが優勝争いから離脱する。もう後がない。今週末に控える因縁の明治戦では名誉挽回の「若き血」を全員で歌いたい。(慶應スポーツ新聞会 記事:千綿 加華)

[ 2017年5月11日 05:30 ]

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