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慶應義塾大学【対立大3回戦】ビッグイニングで試合を決めた。勝負は五分に

対立大3回戦   慶大6―1立大 ( 2017年4月24日    神宮 )

三塁にスライディングし、セーフになった天野(C)慶應スポーツ新聞会
Photo By 提供写真

 「明日に繋げるための勝ち」――この1勝ではまだ満足してない。立大に先勝を許して迎えた3回戦。4回に4番岩見雅紀(総4)から始まった4連打と天野康大(環4)の三塁打などで5点を先攻し、大きくリードを奪った。先発の関根智輝(環1)は7回途中まで投げて無失点で9つの三振を奪う好投を見せる。投打がかみ合った快勝で対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 暑い日差しが神宮を照らす月曜の午後。王座への戦いはまだ始まったばかりだ。前日の試合で今季初めて星を落とし、もう負けられない慶大の先発マウンドは中1日で関根が上がる。その立ち上がりに1死から連打でピンチを招くが、「芯で捉えられたヒットではなかった」と冷静なルーキー。前日逆転のホームランを放った山根を併殺に打ち取り、無失点で抑える。2回は先頭の5番飯迫に二塁打を許したが、6番大東に送りバントを許さず最後は速球で見逃し三振を奪う。7番・好調の笠井は外のフォークで空振り三振、8番の藤野は直球で空振り三振とここもゼロで抑える。4回にもピンチを招いたが、ボールを低めに集めて内野ゴロを打たせ、得点を許さない。

 ルーキーを援護したい打線は主砲の一打で目覚めた。4回、先頭の4番・岩見が三試合ぶりにヒットを放つと、続く5番・郡司裕也(環2)は相手先発田中誠が投じた初球のストレートを打ち返すと打球は右中間真っ二つ。岩見が一塁から激走を見せてホームインし、立大戦3試合目にして初めて先手を奪った。盛り上がる一塁側スタンドの若き血が鳴りやまぬ間に6番清水翔太(総4)も初球を捉えてライトオーバーのタイムリーツーベースで2点目。続く7番倉田直幸がレフトに運び、これで4連打。初戦で苦しめられた田中誠をノックアウトする。その後1死を取られたが、二塁三塁のチャンスに9番関根が高いピッチャーゴロを打つと三塁ランナー倉田が果敢にホームへ突入する。ギリギリのタイミングだったが相手捕手を見事にかわして生還し、3点目を奪う。さらに1番天野康大(環4)も右中間を破るスリーベースヒットを放ち2者を迎え入れる。最終的にこの回打者一巡の猛攻となり、5対0と立大を突き放した。

 5回6回と三者凡退で乗り切った関根だったが、7回先頭の飯迫にこの日3安打目を許すと、続く大東を今日初めての四球で歩かせてしまったところで降板する。6安打を許しながら9奪三振で無失点と要所を締めるピッチングだった。代わってマウンドに上がった高橋佑樹(環2)は代打の林田に粘られるが、速球を打たせてダブルプレーに打ち取ると、藤野もサードゴロに仕留めてスコアボードにゼロを刻んだ。その裏、追加点が欲しい慶大の攻撃は2アウトから先制打の郡司が再びストレートを弾き返すと、打球はグングン伸びて左翼席に突き刺さる。欲しかった中押し点をソロホームランで得て、完全に試合を決めた。8回から登板した高橋亮吾(環2)が9回に1点を失ったが、それ以上の得点は許さず6対1と逃げ切った。

 今年の大きな不安要素は投手陣と言われている。さらに立大戦ではここまで柱である菊地恭志郎(政3)が出場なしと厳しい状況だ。しかし残った投手が継投で最少失点に抑え、経験を積むことができている。「災い転じて福となす」とはこのことだろう。逆に立大戦では2回戦まで4番の岩見が無安打と抑えられたことで打線がつながらない部分があった。今日こそヒットが生まれて打線爆発となったが、常に岩見に依存するわけにもいかない。勝ち点を取らなければ今日勝った意味がないと選手たちは話す。正真正銘総力戦となる4回戦は皆でお互いをカバーし合う全員野球で勝ち点2を目指していく。(慶應スポーツ新聞会 記事:尾崎崚登)

[ 2017年4月26日 06:30 ]

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