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慶應義塾大学【対東大1回戦】9年ぶりの東大戦敗北。まさかの開幕戦黒星スタート

対東大1回戦   慶大2-5東大 ( 2017年9月16日    神宮 )

初先発でタイムリーも放った中村(C)慶應スポーツ新聞会
Photo By 提供写真

 衝撃的な敗戦だった。2008年秋季以来連勝してきた東大を相手に、試合開始前から誰もが開幕戦を勝利で飾るだろうと確信していた。しかし、慶大先発の高橋佑樹(環2)が初回から味方の失策をきっかけに東大打線に捕まってしまう。対する慶大も3回に中村健人(環2)と柳町達(商2)の適時打で一時は1点差まで追い上げたが、東大先発の宮台投手を前に勝負所で力を発揮することができず、終始リードを許したまま完全敗北を喫した。

 昨季は惜しくも優勝を逃し、2位に終わった慶大。今季初戦の先発は自身初の開幕投手となる高橋佑。しかし立ち上がりから安定せず、本来のピッチングができない。先頭打者を味方の失策で出塁させてしまったことをきっかけに初回から1死一、三塁のピンチを招くと、ライトに犠飛を放たれ先制点を献上してしまう。また、2回にも四球で先頭打者の出塁を許す。続く打者の犠打失敗に助けられはしたものの、その後連打を浴びるなどしてさらに2点を追加されてしまった。

 東大先発の宮台を前になんとしても反撃したい慶大打線は3回、照屋塁(環4)が死球を受けて出塁すると、その後見事に盗塁を決める。次の高橋佑も四球を選んで2者連続出塁を果たすと、続く中村への初球の間にもさらに照屋が三盗を成功させ、1死一、三塁とチャンスを作る。積極的な走塁でチームを引っ張る主将に呼応するように中村もセンターへの適時二塁打を放ち、慶大に待望の1点目が入る。3番の柳町にもレフトへの適時打が出るなど慶大はこの回に2点を奪い、東大にあと1点差まで迫った。

 しかし5回、高橋佑が東大のテンポの良い攻撃に再び捕まり1点を奪われると、2死一、二塁とされたところで降板。粘り強い東大打線に苦しみながらも4回2/3で95球を投げた。ピンチの中、次にマウンドに上がったのは、春季で開幕投手を務めた関根智輝(環1)。最初の打者にストレートの四球で出塁を許してしまったものの、続く打者を右飛に打ち取りこの回を終える。

 しかし6回、1番打者の新堀に投じた初球はレフトスタンドに吸い込まれ、この本塁打によって点差を3点まで広げられてしまった。7回に登板した佐藤宏樹(環1)は2者連続三振を含む三者凡退。8回にリーグ戦初登板を果たした川端康司(政4)も走者を出さない安定したピッチングを披露し、共に存在感を見せつけた。9回一死からはエースナンバーを背負う菊地恭志郎(政3)が登場し、打者2人を遊ゴロに打ち取った。

 逆転するために1点ずつでも返していきたい慶大打線だったが、4回以降も毎回走者を出してはいたものの、勝負所でのあと1本が出せないまま試合終了。優勝しか見えていない慶大にとって、手痛い敗戦となってしまった。

 初戦を終えて課題も多く見受けられたが、リーグ戦初スタメンを果たした中村が5打数3安打の活躍を見せるなど、明るい材料もある。「今日の敗戦をあとで振り返って笑いながら話せる日が来ることを信じて頑張ってほしい」と大久保監督が話すように、チーム全体でこの負けを乗り越え、次に向けて切り替えていかなければならない。リーグ戦はこの先も続く。悲願の天皇杯奪還へ、慶大の秋はまだ始まったばかりだ。(慶應スポーツ新聞会・記事:川下 侑美)

[ 2017年9月17日 06:30 ]

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