侍・湯浅　栗林離脱に「世界一になって一緒に喜んでもらえるように」大勢との“ガチアツ”コンビで穴埋める

湯浅
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で準々決勝進出を決めている侍ジャパンは14日、正午から東京ドームで練習を行った。練習後、メディアの取材に応じた湯浅京己投手（23＝阪神）は、この日チームから離脱が発表された栗林の穴を救援陣一丸で埋めるべく覚悟を口にした。

　「やっぱり本当に栗林さんの分までみんなで力を合わせて頑張りたいと思いますし、世界一になって一緒に喜んでもらえるように頑張ります」

　無念の途中離脱となった広島の守護神については「シーズンに間に合うとは言っていたんで。9回（を投げる立場）としてライバルになると思うので、またシーズンでお会いできるようにという話はしました」と明かした。自身はここまで大会2試合に登板し、いずれも無失点。ここからは一度も敗戦が許されない試合が続くが「やることは変わらない。全勝で世界一できるように頑張りたい」と力強くコメントした。

　12日のオーストラリア戦後には、同学年で仲の良い大勢が「寂しがり屋。ご飯ずっと誘ってくる。先に行ったら怒るんで。ご飯行くときは連絡して行くようにしてます」と湯浅の素性を明かしていた。「あれは良くない。めっちゃ（自分が）めんどくさいやつみたいになっているじゃないですか」とこの日去り際に自ら切り出したアツアツ右腕は、逆に「大勢からもLINE来ます。向こうからの方が多いです」と逆に“暴露”。「あいつめっちゃ部屋ピンポンしてきます」とも話すなど、グラウンド外でも絆を深め合う“ガチアツ”コンビが、準々決勝以降も世界一奪還に貢献を続ける。